スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ダンサーのための、アレクサンダーテクニーク

まずお知らせです。 NEW    ダンサーのための身体の使い方  ワークショップ    "Ballet Arte"  バレエ アルテ  にて        135-0042 江東区木場6-6-2エミネンス301        (東西線木場駅4番出口より徒歩3分。三ツ目通り沿いイトーヨーカドー向い) 好評につき次回決定! 11月23日(水)10:00〜12:00 お申し込みは、こちらからお願いします。    http://www.d7.dion.ne.jp/~arte 初回のワークショップの件を書く前に、次回が決まってしまった。 嬉しい限りですが、改めて、 「アレクサンダーテクニーク    ダンサーのための身体の使い方」 はじめました。 はじめましたって、冷やし中華みたいでなんとなく響きが好きなんです・・・ 今回、ご縁があり、江東区木場にあるバレエスタジオ       Ballet Arte  バレエ アルテ        http://www.d7.dion.ne.jp/~arte/ にてワークショップを開催させていただきました。 有名なバレエ団で活躍するダンサーの方々が教える本格的なクラスの中で 新しい試みとして、 アレクサンダーテクニーク と   バレエ の         コラボレッスン    を始めたいという、オーナーのお誘いで始めさせてもらいました。 初回は10月16日(日)でした。 内容は、アレクサンダーが提唱する身体の使い方の基本、   「頭−首−背中の関係」 について。 身体全体のコーディネーションとバランスを改善するためには まずコレ。   「 頭−首−背中の関係」について知りたい方はこちらの以前の記事をご覧ください。     FM アレクサンダー その2 すべての”動き”に通じる大きな発見! 90分のクラスの中で、 前半45分がアレクサンダーテクニークのグループレッスン。 後半45分はバーレッスン。そこでハンズオンをして回っていくというスタイルでした。 前半45分のなかで伝えた、 「頭が前へ上へ」「背中は長く広く」といったDIRECT...

神楽坂 アレクサンダーテクニーク / 広尾 アレクサンダーテクニーク

活動拠点が変わりました。 現在のオフィスは NEW ・アレクサンダーテクニーク 神楽坂      新宿区神楽坂3−6−5 Via 神楽坂 #701       東京メトロ飯田橋駅 B3出口より 徒歩3分       JR飯田橋駅より 徒歩4分 ・ アレクサンダーテクニーク 広尾         東京都港区南麻布5丁目        日比谷線広尾駅より徒歩2分       (住所の詳細はご予約の際にお伝えしています)        の2カ所を中心に活動しています。 ご予約・詳細はこちらをご覧ください http://www.yoshialexander.com ↓ぽちっとお願いします   ↓ポチッとお願いします!  

11月19日(日) AT ワークショップのお知らせ

アレクサンダーテクニークのワークショプのお知らせ。 11月19日にアレクサンダー・テクニークのワークショップを 作曲家であり、アレクサンダーテクニーク教師の海津さんとともに 開催することになりました。 内容は、まだ確かではないですか 海津さんは 無意識の悪い習慣と気づきに関して 私は 身体の動きを中心とした使い方について 話を進めるとともに、今まで日常で何気なく意識をしていなかった、 自分の身体の中でいろいろなことが起こっていることを、 体験 していただけたらと思います。 ぜひ足を運んでみてください。 11月19日(土) 18:15〜20:45 東急田園都市線 池尻大橋駅 徒歩7分 申し込みはこちらまで ken@thesounder.net 詳しくはこちらをご覧下さい。

合唱部 河口湖合宿

こんにちわ。 アレクサンダー・テクニーク ティーチャーのYoshiです。 先日、河口湖で行われた桐光学園・合唱部の合宿に参加してきました。 2泊3日で行われた合宿。 僕は日帰りで2日目の午後から途中参加。 久しぶりのドライブだったので、遠くに行けることにウキウキでした! 残念ながら、晴れ間を見ることはできず、楽しみにしていた富士山もこんな。 ぜんぜん分からないっすね〜。 この雲の向こうに富士山がある!! やはり自然に囲まれた場所に行くのはいいですな。 今回の講習は、せっかく自然の中にいるので、 硬いことは話さず、身体を動かすことを目的にした ズバリ! 「動き方」 に ついて。 特に動き始めの部分について話をしてきました。 アレクサンダーの理論では、 「まず頭が動き、そして身体が付いてくる」 例えば、歩く時に お腹から とか、 腰から とか、 足から とか言われたりしていますが、 不必要な筋緊張を極力少なく、全身がスムーズに動くには 頭から なのです。 そんなことを身体で感じてもらうために、いろいろな動きを生徒たちと 楽しんできました! 河口湖にきているせいか、生徒のみんながいつも以上にイキイキしていて、 僕の方もなんだか楽しくなりました。 今回から、各生徒に直接ハンズオンする時間を作ったのですが、 ちょっとした、しかし大きな変化を感じました。 今回で5回目のワークショップ。 今までの4回はグループレッスンのみで、ハンズオンはしていませんでした。     ハンズオンとは、直接生徒さんの身体に触れ、身体の動きや意識を、  繊細に・正確により良い方向へ導いていきます。  直接触れることで、多くの適切かつ適度な情報を伝えると同時に  アレクサンダー教師は生徒さんの状態を知ることができます。  それは身体の緊張だけでなく、心の緊張の変化も察することができる優れもの。 前回までの4回のワークショップは、夏休みの間に行われました。 そのためか、留学や家の都合で参加できない生徒もいました。 今回が初参加という生徒も、何人かいました。 今回初めて生徒にハンズオンをして、ひとつ驚いた事がありました。 それは、今ま...

身体の「軸」のクオリティー

「パスタの茹で加減は、アルデンテ!         身体の軸もアルデンテ!!」 なんて、ピラティスのインストラクターをされている生徒さんと話していたので 今回は『身体の軸のクオリティー』の話。 最近、100m走にハマっていた(実際には走りません…)僕が、 頻繁に「身体の軸」の事を書いていました。 分かりやすく表現するために、矢印→を使っていましたが、 実は心配がありました。 矢印→で表現してしまうと、意識として棒や針金のような 硬いもの で →をイメージしてしまいそうで。 レッスン中に「上を意識して(think up)」と言うと、 身体が硬くしてしまう方がいます。 背筋をピンッと、って感じです。 悪い癖ってやつなんですが、 これが結構困りものなんです。 確かに見た目の姿勢は良くなるのですが、柔らかさを失ってしまうからです。 アレクサンダーテクニークが求めているところは、ソコではありません! 「柔らかく、そして伸びやか」 です。 その為に、軸、そして意識のクオリティーは非常に大事なのです。 例えば、 (座っていても、立っていてもいいですが) 身体のセンターを意識してみてください。 身体の中心。 骨盤の中から上半身を通り、頭を抜けて天に伸びるような。 最初は、 「硬い棒のような矢印が、身体の中心を抜けて空に伸びている」 と意識してみてください。 どーでしょう? 軸の感覚は出ましたか? (普段から身体に意識を向けていない方は、ちょっと難しいかも) では、次に 「身体の中に湯気が湧いて出てきて      身体の中を通り、頭を抜けて、湯気が空にフワ〜〜〜っと広がる」 いかがでしょう? 身体が軽くフワっと浮くような感じになりました? レッスン中に「軸」にばかりに意識を強く向けると 逆にそれが生徒さんの身体に余計な緊張をもたらしてしまう場合が 多々あります。 そんな時は まず、一旦意識することをやめてもらいます。 慣れない方が、すぐに意識の質を変えることは難しい。 もしくは、意識をもっともっと軽めにしてもらいます。 僕の師匠のボブだったら「Easy ,easy,easy…」と言ってるとこです。...

「勝手に分析」 リオ オリンピック 100m走

日本勢の活躍が目立った  オリンピック 2016 in リオデジャネイロ 僕もなんだかんだ、夜中までテレビを見てしまってました! やっぱりウサイン・ボルトは早かったですね〜 山縣選手もいい走りをしてたんだけどな〜。 (さり気なく山縣選手を応援してます…) 残念ながら決勝進出はならなかったが、自己ベストの10秒05の好タイム。 準々決勝・準決勝共にスタートも良かったし、見ていて興奮した。 足の回転が速いわりに、安定したブレの少ない姿勢からのスタート。 ん〜〜〜素晴らしい!! でも、やっぱり黒人の伸びには勝てないんだよな〜。 100mの決勝は全員黒人。 やっぱり身体能力の違いを感じるな。 さて、今回の 「勝手に分析」 だが、 後半の上半身の使い方 と 伸び に注目してみた。 普段歩きでさえ、推進力を出す(殺さない)ために頭から前に上に行くのが、 動きの理想なんだが、最速を決める短距離でも同じだということが分かる。 上位の選手の多くはこの頭が前へ上へを推進力につなげ 後半の伸びにしている。 下の動画を見比べて欲しい。 特にレースの後半。上体が立ち上がってきてからの走り。 赤いユニフォームの山縣選手と他の選手。 山縣選手は安定した姿勢でスタートからほぼ同じ安定感である。 それに比べ、他の選手は頭からの上半身の伸びと共にぐんぐん加速していく。 (準決勝 山縣VSボルト とケンブリッジVSガトリン) 一歩ごとに、地面を蹴った足からのエネルギーが背骨を伝わり、 頭に抜けていく感じがよくわかる。 動画の後半のレース、ケンブリッジ選手と同組のアメリカのガトリン選手。 上半身の伸びは特に顕著で、グングン伸びる感がとても感じられる。 そして、もうボルト選手は規格外なので参考にしていいのかどうかというレベルだが、 頭というより特に胸で伸びて、推進力にしているように見える。 しかも正面から見るとセンターがブレブレなように見える。 でも、意識はしっかり前へ上へグングンきてる。伸びが凄すぎる… (決勝 ボルトVSガトリン) 上の写真。 奥のガトリン選手に比べ、中央のボルト選手は少し背...

FM アレクサンダー その2 すべての”動き”に通じる大きな発見!

アレクサンダーテクニークを説明する上で、「なぜその理論に至ったのか?」を 理解するには、FMアレクサンダーがこのテクニークを完成させるまでの 発見と失敗の繰り返し の歴史を見直すことが近道の一つだと思う。 なので前回の「その1」から1年以上も経過してしまったが、僕もアレクサンダーの 根気を見習って続けていこうと思います。 そして、もう一つ影響されたことがありまして、現在、喉が緊張して声がかすれるという ある生徒さんのレッスンをしているのだが、このアレクサンダーの状況に近い。 そこで、もう一度初心に帰って、この本を読み返そうと思ったからです。 ちなみに、その生徒さんは、某大学の教授をされていて、やはり人前で話をする 仕事なのです。 というわけで、今回は以前書いた フレデリック・マサイアス・アレクサンダー その1 の続きです。 前回のあらすじ 俳優、朗唱者として順調な道を歩んでいたアレクサンダーは、声がかすれるようになり、 発声に大きな問題を抱えた。医者にも頼ることができなかったアレクサンダーは、その問題を自分んで治すと決意し、まず自分を観察し始める。 発声の際に①首を固め押し下げる(短くする)②喉頭(ノド)を過剰に押し下げる、という癖を発見。③さらに癖である①②がプレッシャーやストレスがかかる場面で顕著に現れること。そして、僅かだが①②の癖は日常生活でも現れていることに気づく。そこで首を長くしておけば声が改善することを発見した。さらに… 身体の使い方が、自分(の身体)の機能の仕方に実際に影響することが分かった アレクサンダーはさらなる発見を求め、自分の観察を続けた。 首を押し下げる癖に対して、頭が『上』に行くことに加え、 『前』に出ることもしながら、喉頭を押し下げない頭−首の使い方を追求していると そこで喉頭を押し下げているときは、 胸を持ち上げ 、 背中を狭くし 、 本来の身長を短くする傾向にある ことを発見した。 アレクサンダーの悪い癖 「 胸を持ち上げ 、 背中を狭くし 、 本来の身長を短くする傾向に ある 」 とあるが、 具体的な姿勢などの描写がないので、イメージしやすいように僕なりの考察です。               A   ...