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あけましておめでとございます 2023

 あけましておめでとうございます 昨年もコロナ禍で 思うように行かなかった こともまだまだありますが 今年は、妻の実家で過ごすことができ 昨年よりは自由を感じる 新しい年となりました このまま お前のような自由が 身近にある 1年であってほしい とはいえ 振り返ると 動き出した1年でもあったなと思います 9月以降 アメリカの友人やアレクサンダーの生徒さんが 来てくれるようになりました やはりネット上でのやり取りではなく リアルに対面で話し ハンズオンをして 直接触れる   肌感覚で 世界がまた動き出した そんな嬉しい感覚がありました もちろん コロナ禍にもかかわらず 通ってくださる 生徒さんには ただただ感謝です そんな中 年末に 僕の中で転換期というか 「何か変わった」と感じました ニューヨークからビジネスで日本に来るたびに レッスンに来てくださるアメリカ人の生徒さんが 友人を紹介してくださり 3人ほど アレクサンダーのレッスンが初めてという方たちが 来てくださいました アレクサンダーテクニークとは? というところから入るのですが うまく英語で説明できない自分がそこに居たのです その時はショックでした 確かに英語力が低下していることは分かっていたのですが・・・ 「自分のアレクサンダーテクニークを表現できない」 そんな感じでした 直後は ただただ英語力の低下に落ち込んでいたのですが 思い返すと 日本に帰ってからの約6年間の レッスンでの体験は 日本語であり 日本での体験を英語に アップデートできていなかった 日本語で 日本人に伝わる伝わるように 使っていた 状況・相手に合わせた 細かい日本語での アレクサンダーの繊細な感覚を 英語にするのが難しくなっていた そんな感じでした これは僕にとって 「成長」 と、非常に前向きに捉えられたのでした 「終わり良ければ全てヨシ」 おかげで 昨年は 成長を実感できたとても良い1年だったと 気持ち良く締めくくることができました そして年が明け 「今年の抱負」 という話題になりました このような時は できるだけ 頭で考えない 静かにじっと待ちます 僕の深いところから 湧き上がってくる 身体の声 もしくは 本当の自分 が答えをくれるまで 静かに待つ 頭で考えたことは やはり家族のことであったが 身体の深い部分から 湧き上がった声は 「僕
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高齢者はなぜ転ぶのか? 転倒予防になる『身体の使い方』

   『  柔らかく  からだを使えば          転ばない  ケガしない 』 高齢者の転倒予防のポイントは 『普段から、「からだを柔らかく」使うこと』 高齢者になるとイザという時 まさに、 手足が出なくなる これが転倒の原因の一つ と私は考えています 先日、高齢者向けの「健康体操』の依頼があり 地元、横浜市内の地域ケアプラザにて 『転倒予防のための からだの使い方』 の講義をやらしていただきました 雨の中、わざわざお越しいただき満席となりました ありがたい! 講義では 身体を動かしながら 『からだの使い方』の話をさせていただきました 以前、私は偶然目撃してしまった。 70歳前後と思われる女性が 自電車に乗っていて 手も足も出せず そのまま横に転倒したのを その時目撃してしまった 何かにぶつかりそうになった女性が 「危ない!」 と言った瞬間の 体が強張る のを そこで 手が出たり 足が出たり コロンと転がることができれば 結果は違っていたでしょう なぜ手足が出なかったのか? 普段からからだを固めることを習慣としてしまっていると 何か想定外のことが起こると いつもの習慣的反応(動作)が出てします ここではからだを緊張させること 強い刺激やストレスになればなるほど 習慣的反応(からだを緊張させる)は表に出てくる からだを硬らせないようにするには 普段から筋肉・関節を始め からだ全部が 「柔らかい」 と思ってからだを使っていることが大事 83歳の女性、転んでも無傷 私のアレクサンダーの最高齢の生徒さんは、83歳の女性になります その患者さんは、誤って何かビニールのようなものを踏んでしまい 転んでしまいました さて、どうなっただろうか・・・ 以前、転んだ際に手をついて肩を痛めてしまったことがあります その後3ヶ月も腕が上がらない状態だったことがあり それ以降、非常に気をつけていたつもりでした しかし、やはり思いもよらないアクシデントは起こるものです。 もっとも若い人だって、何かにつまずいたり、引っかかってしまったら 転んでしまいます。いくら気をつけても避けられないものもありますよね。 さて、転倒してしまった83歳の女性はというと なんと!転んでも無傷だったのです ご本人が一番驚いていたのですが 僕もびっくりです!! ご本人曰く 膝をスッと曲げ 手をつきながら コロンと

【レッスンメモ】音楽家のための手と腕の使い方

【レッスンメモ】 音楽家の手や腕の問題は、身体の中心から改善しなければ 根本的な問題解決にならない。 音楽をやっている方には、つい演奏の仕方、とりわけ問題の部位の改善方法を 伝えたくなってしまう。 例えば、手や腕に問題を抱えている場合は、腕の使い方を伝えたくなる。 しかし、それではエンドゲイナー(目的達成のため突き進む、プロセスは無視)です。 根本的な改善や演奏技術の向上のかえって遅らせてしまったり 問題を悪い方向へ進めてしまうかもしれません。 先を焦らずに、アレクサンダーテクニークの基本であるインヒビションやディレクション、 プライマリーコントロールをはじめ、股関節や下半身の使い方、呼吸や背中の使い方などを 身に付け、身体感覚を養ってからでないと 非常に繊細に動く腕や手の本来の自由な使い方は身に付きません。 ある生徒さんは、首から腕の張りと手首の痛みで長年悩まされていました。 趣味で楽器を演奏していて、たまにライブもやるそうで、短い時間でも できれば毎日練習をしているという方でした。 その方には、手や腕のレッスンより先に身につけるべき基本の身体の使い方があると お伝えし、肘~手の使い方や演奏の際の姿勢については7~8回目のレッスンで やっとお伝えしました。 まさに「急がば回れ」です。 「腕や手の動きは、背中から」というようなワードを耳にします。 小手先の動きにならないよう、身につけていく順番も大事です。 #アレクサンダーテクニーク #身体の使い方#音楽家の身体のつか方#演奏#腕の使い方#背中#エンドゲイニング

コリなくなる、痛みなくなる『からだの使い方』3つの身体感覚 ①

  凝らない身体、痛みのない毎日だったら もっと人生が楽しくなる  「凝らない身体」を目指し アレクサンダーテクニークを伝えている私が 凝りやすい・緊張しやすい生徒さんに絶対身に付けてほしい 凝らない身体になる    3 つの意識(身体感覚) 凝り(緊張) は非常に強いストレスです。 痛みや、ときには病気の原因にもなりうる。 マッサージ師として活動していた時代(今もしていますが)は そんな 凝り(緊張) のために 慢性的な痛みや不調に悩む患者さんを 数多く診てきました。 そんなストレスから皆さんを解放したい! そんな私が いつもレッスンで生徒さんにお伝えしている 特に大事な3つの意識(身体感覚)を紹介したい。 実践できるようになると 首・肩こり、腰痛をはじめ 様々な痛み、不調の予防や改善 ついでに姿勢の改善も 自分でできるようになります。 ぜひ 毎日の動き に追加していただきたい。 凝らない身体になる 3 つの意識(身体感覚) 1、やわらかく 2、のびやかに 3、からだ全部で動く この3つの意識は身体を機能的・効率的に 動かすために必要な要素 その人の身体のタイプによってどの部分を 特に重視するかは多少違いますが やはり3つあると 身体全部がまとまる 今回はテーマは 1、やわらかく  身体を使う 「やわらかければ、凝らない」 凝り(緊張)は 硬くなっている状態です。 それがやわらかく 緊張がほぐれていれば コリや痛みを感じない、良い状態になります。 特に首・肩・腰などの凝り(緊張)に悩む人には 身に付けてほしい一番大事な意識(身体感覚)。 マッサージなどでほぐしもらって やわらかくするのではなく マッサージが必要無いように 身体に対して意識を向けることで 常に ほぐれた やわらかい 状態でいるようになってほしい。 うまく チカラが抜けている 状態とも言えます。 「余計な緊張をやめる」ことを目的としている アレクサンダーテクニークでは まず身につけるべき感覚です。 姿勢や骨格の歪みを考えたり ボディマッピングなどを意識するより もっと重要です。 形から入ったり スキルにこだわると 逆に緊張を強めてしまうこともあるので気をつけましょう。 やわらかく使うのは 主に筋肉の緊張に対してのように思えるが それだけでは本当の 「やわらかさ」 は 手に入りません。 1つ1つの関節の

Happy New Year ! 2022

2022、あけましておめでとうございます! 思いの外、寒い正月になり 娘が鼻水垂れっ子になったり 義父が風邪かもということで 遠出もせず、今年も家で正月を過ごしています。 せっかくポンカンをいただいたのに 寒いせいで、無意識に避けていたが 良い話を聞きました。 ホットミカン🍊 義母の地元の愛媛では みかんをトースターで温めて召し上がる 温め時間5分〜10分と幅の広い調理法、お好みで さすがミカンの国 まだまだディープな食べ方もありそうですね 焼きバナナなどもそうですが 焼くと 甘味が増す! ポンカンも暖かいし、甘いしで 食べるペースが加速 健康の基本は 身体を冷やさないこと 寒さに負けず 今年も楽しみたい! 皆さんも、元気で充実した1年になりますよう 祈っております。 今年は1月4日(火)から営業しております。 本年もどうぞよろしくお願いします。                                                                     Yoshi Sugiyama  

妊婦さんのための身体の使い方 3  呼吸

⬛️ 胎児と子宮が楽に大きくなる環境を作る  『 呼 吸 』 出産間近になると、お腹周辺や骨盤は 「えっ?こんなに大きくなるものなんだ!」 と驚くほど、大きくなる。というか、伸びるんですね、身体が。 筋肉・関節をはじめ、ほとんどの身体の組織は柔軟性・伸縮性を持っています。 身体の隅々が、少しづつ少しづつ伸びていくのでしょう。 普段、身体を触る仕事をしてるのに想像のかなり上をいく身体のポテンシャル。 正直、感動すら覚えます。 またすごいことに 出産後、(ある程度)身体は戻る。 女優さんや歌手になると、驚くほど出産の雰囲気を残さない 完璧な状態に戻りますね。 しっかり産後のトレーニングをしたのでしょう。 女性が、男性よりも関節や筋肉も柔らかいのは 出産のためなのかと考えてしまいます。 しかし、習慣的に、身体を緊張させていたり 動かせていなかったりすると 柔軟性が低下します。 伸びることによって生まれる余裕(スペース)=胎児のスペースですから 硬く窮屈な状態のままだと 胎児は「狭いよ〜窮屈だよ〜と言っているかもしれません」 成長し大きくなってくる胎児にとって、そして母親の身体にとっても これはストレスになりかねません。 なので、大きくなってくる身体の”伸びしろ”を維持するために 柔軟性が大事になってます。 では、どんなことをすると良いのか? 僕がお勧めしている『 呼吸』 です。 緊張を減らし、柔軟性を維持するために 運動にヨガやストレッチなどが効果があると思いますが 特に、妊娠後期では無理なエクササイズはできなくなります。 呼吸のおすすめする理由 1、自然の動きであり、身体に負担が少ない 2、内側から緊張を解放してくれる 3、姿勢の改善にも役立つ 4、同じ方向に、広がる   (成長によっての広がる方向と、 呼吸による広がりが方向が同じ) 5、骨盤も柔軟になり出産もラクに 身体の内側から、 体幹部全体をマッサージしてくれるような連続した波であり ダイナミックな動きが起こるのが 自然の呼吸です。 お腹・体幹部全体、そして骨盤などの柔らかさと可動性を取り戻すことができ さらには、姿勢改善にも役立つ優れもの。 自然の呼吸とは 呼吸は、息を吸って、吐くと思っていませんか? 実は、呼(吐く)・吸なのです。 つまり、吐いて、吸う、のが呼吸です しっかり息を吐くと、吐いた分だけ自然と吸う

妊婦のための身体の使い方 2 ー 姿勢 ー

《 妊婦さんのための身体の使い方 》 前回のあらすじ。 「胎児が成長しやすい環境を整えてあげよう」 妊婦さんの身体は劇的に変化します。 特に、身体の内側で起こっている 胎児の成長に伴う体幹部分の拡大と 内臓の位置の変化です。 妊婦さんは、自分の身体の どの部分が、どの方向に動く(大きくなる)のか その変化に直接触れ、理解していきましょう。 そして、胎児の成長とともに、自分の身体の変化も楽しもう と言う内容でした。 今回は、 姿勢    と言う点から 胎児が育ちやすい環境について。 上の図は、前回にもありました 胎児が成長し、 子宮が拡大していき 体幹部分が大きくなる  方 向 を示しています。 お腹だけではなく 身体の 前後 左右 上下 つまり全方向に大きくなっていくのです。 (詳細は、前回の  妊婦さんのための『身体の使い方』−身体の奇跡を楽しもう−  をご覧ください) この変化がスムーズに行われることが 出産をラクにし 胎児にとっても 母体にとっても ストレスを軽減してくれることになるしょう。 逆に姿勢や身体の使い方によって この身体の変化の邪魔をしてしまい 胎児にも母体にも、ストレスを与えてしまい 悪い影響が出てしまう可能性があります。 ⬛️ 胎児と子宮が楽に大きくなる環境を作る   『 姿 勢 』 左の図の『良い姿勢』の例を見てみましょう。 全体として上下への  伸びやかさ  を感じます。 頭ー背骨ー骨盤ー下肢のバランスも良いですね。 良いバランスで居られると、 ・力が抜きやすく ・呼吸も深くなり ・疲れにくい、凝りにくい などの利点がいっぱいです。 おかげで、過度な緊張はなくなっていき 胎児の成長を邪魔するストレスは減っていきます 一方、右の悪い姿勢の例をはいかがでしょう。 (これは一つの例ですが、多くの方が当てはまる可能の高い  良い、悪い例ですね) 全体としてみると上から圧迫されているように 潰れて  見えます。 頭の位置は前方へ 背骨のS字のカーブはキツくなり 背中は丸く 腰は反り気味で 骨盤とともに下に落ち、やや前方へズレています 胸(鳩尾)は下に落ちて 横隔膜や胃を圧迫 してしまっています。 子宮は、横隔膜のすぐ下まで広がってくるので この姿勢では、頭と肋骨や腕など、上半身の上半分の重さが 胎児のいる子宮に、覆い被さるに乗ってくることになってしま