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8月, 2016の投稿を表示しています

「勝手に分析」 リオ オリンピック 100m走

日本勢の活躍が目立った  オリンピック 2016 in リオデジャネイロ 僕もなんだかんだ、夜中までテレビを見てしまってました! やっぱりウサイン・ボルトは早かったですね〜 山縣選手もいい走りをしてたんだけどな〜。 (さり気なく山縣選手を応援してます…) 残念ながら決勝進出はならなかったが、自己ベストの10秒05の好タイム。 準々決勝・準決勝共にスタートも良かったし、見ていて興奮した。 足の回転が速いわりに、安定したブレの少ない姿勢からのスタート。 ん〜〜〜素晴らしい!! でも、やっぱり黒人の伸びには勝てないんだよな〜。 100mの決勝は全員黒人。 やっぱり身体能力の違いを感じるな。 さて、今回の 「勝手に分析」 だが、 後半の上半身の使い方 と 伸び に注目してみた。 普段歩きでさえ、推進力を出す(殺さない)ために頭から前に上に行くのが、 動きの理想なんだが、最速を決める短距離でも同じだということが分かる。 上位の選手の多くはこの頭が前へ上へを推進力につなげ 後半の伸びにしている。 下の動画を見比べて欲しい。 特にレースの後半。上体が立ち上がってきてからの走り。 赤いユニフォームの山縣選手と他の選手。 山縣選手は安定した姿勢でスタートからほぼ同じ安定感である。 それに比べ、他の選手は頭からの上半身の伸びと共にぐんぐん加速していく。 (準決勝 山縣VSボルト とケンブリッジVSガトリン) 一歩ごとに、地面を蹴った足からのエネルギーが背骨を伝わり、 頭に抜けていく感じがよくわかる。 動画の後半のレース、ケンブリッジ選手と同組のアメリカのガトリン選手。 上半身の伸びは特に顕著で、グングン伸びる感がとても感じられる。 そして、もうボルト選手は規格外なので参考にしていいのかどうかというレベルだが、 頭というより特に胸で伸びて、推進力にしているように見える。 しかも正面から見るとセンターがブレブレなように見える。 でも、意識はしっかり前へ上へグングンきてる。伸びが凄すぎる… (決勝 ボルトVSガトリン) 上の写真。 奥のガトリン選手に比べ、中央のボルト選手は少し背

FM アレクサンダー その2 すべての”動き”に通じる大きな発見!

アレクサンダーテクニークを説明する上で、「なぜその理論に至ったのか?」を 理解するには、FMアレクサンダーがこのテクニークを完成させるまでの 発見と失敗の繰り返し の歴史を見直すことが近道の一つだと思う。 なので前回の「その1」から1年以上も経過してしまったが、僕もアレクサンダーの 根気を見習って続けていこうと思います。 そして、もう一つ影響されたことがありまして、現在、喉が緊張して声がかすれるという ある生徒さんのレッスンをしているのだが、このアレクサンダーの状況に近い。 そこで、もう一度初心に帰って、この本を読み返そうと思ったからです。 ちなみに、その生徒さんは、某大学の教授をされていて、やはり人前で話をする 仕事なのです。 というわけで、今回は以前書いた フレデリック・マサイアス・アレクサンダー その1 の続きです。 前回のあらすじ 俳優、朗唱者として順調な道を歩んでいたアレクサンダーは、声がかすれるようになり、 発声に大きな問題を抱えた。医者にも頼ることができなかったアレクサンダーは、その問題を自分んで治すと決意し、まず自分を観察し始める。 発声の際に①首を固め押し下げる(短くする)②喉頭(ノド)を過剰に押し下げる、という癖を発見。③さらに癖である①②がプレッシャーやストレスがかかる場面で顕著に現れること。そして、僅かだが①②の癖は日常生活でも現れていることに気づく。そこで首を長くしておけば声が改善することを発見した。さらに… 身体の使い方が、自分(の身体)の機能の仕方に実際に影響することが分かった アレクサンダーはさらなる発見を求め、自分の観察を続けた。 首を押し下げる癖に対して、頭が『上』に行くことに加え、 『前』に出ることもしながら、喉頭を押し下げない頭−首の使い方を追求していると そこで喉頭を押し下げているときは、 胸を持ち上げ 、 背中を狭くし 、 本来の身長を短くする傾向にある ことを発見した。 アレクサンダーの悪い癖 「 胸を持ち上げ 、 背中を狭くし 、 本来の身長を短くする傾向に ある 」 とあるが、 具体的な姿勢などの描写がないので、イメージしやすいように僕なりの考察です。               A