スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

2022の投稿を表示しています

高齢者はなぜ転ぶのか? 転倒予防になる『身体の使い方』

   『  柔らかく  からだを使えば          転ばない  ケガしない 』 高齢者の転倒予防のポイントは 『普段から、「からだを柔らかく」使うこと』 高齢者になるとイザという時 まさに、 手足が出なくなる これが転倒の原因の一つ と私は考えています 先日、高齢者向けの「健康体操』の依頼があり 地元、横浜市内の地域ケアプラザにて 『転倒予防のための からだの使い方』 の講義をやらしていただきました 雨の中、わざわざお越しいただき満席となりました ありがたい! 講義では 身体を動かしながら 『からだの使い方』の話をさせていただきました 以前、私は偶然目撃してしまった。 70歳前後と思われる女性が 自電車に乗っていて 手も足も出せず そのまま横に転倒したのを その時目撃してしまった 何かにぶつかりそうになった女性が 「危ない!」 と言った瞬間の 体が強張る のを そこで 手が出たり 足が出たり コロンと転がることができれば 結果は違っていたでしょう なぜ手足が出なかったのか? 普段からからだを固めることを習慣としてしまっていると 何か想定外のことが起こると いつもの習慣的反応(動作)が出てします ここではからだを緊張させること 強い刺激やストレスになればなるほど 習慣的反応(からだを緊張させる)は表に出てくる からだを硬らせないようにするには 普段から筋肉・関節を始め からだ全部が 「柔らかい」 と思ってからだを使っていることが大事 83歳の女性、転んでも無傷 私のアレクサンダーの最高齢の生徒さんは、83歳の女性になります その患者さんは、誤って何かビニールのようなものを踏んでしまい 転んでしまいました さて、どうなっただろうか・・・ 以前、転んだ際に手をついて肩を痛めてしまったことがあります その後3ヶ月も腕が上がらない状態だったことがあり それ以降、非常に気をつけていたつもりでした しかし、やはり思いもよらないアクシデントは起こるものです。 もっとも若い人だって、何かにつまずいたり、引っかかってしまったら 転んでしまいます。いくら気をつけても避けられないものもありますよね。 さて、転倒してしまった83歳の女性はというと なんと!転んでも無傷だったのです ご本人が一番驚いていたのですが 僕もびっくりです!! ご本人曰く 膝をスッと曲げ 手をつきながら コロンと

【レッスンメモ】音楽家のための手と腕の使い方

【レッスンメモ】 音楽家の手や腕の問題は、身体の中心から改善しなければ 根本的な問題解決にならない。 音楽をやっている方には、つい演奏の仕方、とりわけ問題の部位の改善方法を 伝えたくなってしまう。 例えば、手や腕に問題を抱えている場合は、腕の使い方を伝えたくなる。 しかし、それではエンドゲイナー(目的達成のため突き進む、プロセスは無視)です。 根本的な改善や演奏技術の向上のかえって遅らせてしまったり 問題を悪い方向へ進めてしまうかもしれません。 先を焦らずに、アレクサンダーテクニークの基本であるインヒビションやディレクション、 プライマリーコントロールをはじめ、股関節や下半身の使い方、呼吸や背中の使い方などを 身に付け、身体感覚を養ってからでないと 非常に繊細に動く腕や手の本来の自由な使い方は身に付きません。 ある生徒さんは、首から腕の張りと手首の痛みで長年悩まされていました。 趣味で楽器を演奏していて、たまにライブもやるそうで、短い時間でも できれば毎日練習をしているという方でした。 その方には、手や腕のレッスンより先に身につけるべき基本の身体の使い方があると お伝えし、肘~手の使い方や演奏の際の姿勢については7~8回目のレッスンで やっとお伝えしました。 まさに「急がば回れ」です。 「腕や手の動きは、背中から」というようなワードを耳にします。 小手先の動きにならないよう、身につけていく順番も大事です。 #アレクサンダーテクニーク #身体の使い方#音楽家の身体のつか方#演奏#腕の使い方#背中#エンドゲイニング

コリなくなる、痛みなくなる『からだの使い方』3つの身体意識 ①「やわらかく」

  凝らない身体、痛みのない毎日だったら もっと人生が楽しくなる  「凝らない身体」を目指し アレクサンダーテクニークを伝えている私が 凝りやすい・緊張しやすい生徒さんに絶対身に付けてほしい 凝らない身体になる    3 つの身体意識 凝り(緊張) は非常に強いストレスです。 痛みや、ときには病気の原因にもなりうる。 マッサージ師として活動していた時代(今もしていますが)は そんな 凝り(緊張) のために 慢性的な痛みや不調に悩む患者さんを 数多く診てきました。 そんなストレスから皆さんを解放したい! そんな私が いつもレッスンで生徒さんにお伝えしている 特に大事な3つの身体意識を紹介したい。 実践できるようになると 首・肩こり、腰痛をはじめ 様々な痛み、不調の予防や改善 ついでに姿勢の改善も 自分でできるようになります。 ぜひ 毎日の動き に追加していただきたい。 凝らない身体になる 3 つの身体意識 1、やわらかく 2、のびやかに 3、からだ全部で動く この3つの意識は身体を機能的・効率的に 動かすために必要な要素 その人の身体のタイプによってどの部分を 特に重視するかは多少違いますが やはり3つあると 身体全部がまとまる 今回はテーマは 1、やわらかく  身体を使う 「やわらかければ、凝らない」 凝り(緊張)は 硬くなっている状態です。 それがやわらかく 緊張がほぐれていれば コリや痛みを感じない、良い状態になります。 特に首・肩・腰などの凝り(緊張)に悩む人には 身に付けてほしい一番大事な身体意識。 マッサージなどでほぐしもらって やわらかくするのではなく マッサージが必要無いように 身体に対して意識を向けることで 常に ほぐれた やわらかい 状態でいるようになってほしい。 うまく チカラが抜けている 状態とも言えます。 「余計な緊張をやめる」ことを目的としている アレクサンダーテクニークでは まず身につけるべき感覚です。 姿勢や骨格の歪みを考えたり ボディマッピングなどを意識するより もっと重要です。 形から入ったり スキルにこだわると 逆に緊張を強めてしまうこともあるので気をつけましょう。 やわらかく使うのは 主に筋肉の緊張に対してのように思えるが それだけでは本当の 「やわらかさ」 は 手に入りません。 1つ1つの関節の動きや 関節を構成する靭帯や軟部

Happy New Year ! 2022

2022、あけましておめでとうございます! 思いの外、寒い正月になり 娘が鼻水垂れっ子になったり 義父が風邪かもということで 遠出もせず、今年も家で正月を過ごしています。 せっかくポンカンをいただいたのに 寒いせいで、無意識に避けていたが 良い話を聞きました。 ホットミカン🍊 義母の地元の愛媛では みかんをトースターで温めて召し上がる 温め時間5分〜10分と幅の広い調理法、お好みで さすがミカンの国 まだまだディープな食べ方もありそうですね 焼きバナナなどもそうですが 焼くと 甘味が増す! ポンカンも暖かいし、甘いしで 食べるペースが加速 健康の基本は 身体を冷やさないこと 寒さに負けず 今年も楽しみたい! 皆さんも、元気で充実した1年になりますよう 祈っております。 今年は1月4日(火)から営業しております。 本年もどうぞよろしくお願いします。                                                                     Yoshi Sugiyama