2018年1月31日水曜日

妊婦さんの腰痛と子宮収縮とアレクサンダーテクニーク


妊婦さんの腰痛子宮収縮アレクサンダーテクニーク



普段ドラマを見ない僕もコウノドリを観ていました。

泣けますね、新しい命が誕生する奇跡。そしてその瞬間に起こるいろいろな人間ドラマ。

大げさで、ちょっと普通にしていれば起こらないような場面もありますが、

大変勉強になりました。

そして、心の準備ができました。


3ヶ月前ですが、子供が生まれました。

妻の頑張りと、病院の温かいサポート。

そして、あんな"大きいの"がお腹から出てくる不思議。

ブリッと出てきた!

そんな感じでした・・・



本当に嬉しい出来事が起こりました。

これからは、ウチの子を観察しまくって、アレクサンダーテクニークに

役立てようと思います。

子供から学ぶ。良いことかと思います。


さて、妻が妊娠中はなるたけサポートをしていたので

その時の気づきについても書いていこうと思います。

妻は整体師なので、かなり自分で自分を整えています。

まさに健康体。

というわけで、最初は特に心配していなかったのですが、

やはり、一つの命を育むのは簡単ではないんですね。

8ヶ月目に、整体の仕事を一時休業しました。

やはり、お客様はギリギリになればなるほど来てくれます。

とても嬉しいことで、セラピスト冥利につきるとこですが、

僕としては、ちょっと心配でした。

さらに良くなかったのは、

その後すぐに、引越し作業を始めたことです。

8ヶ月目ともなるとと結構お腹も大きくなってますので、

立ち上がり、座る、物を持ち上げるなどの動作に

今までのようにはいかない苦労が見てとれました。

それでも、我慢強い妻は、引越し作業を続けてくれましたが、

やはり身体への負担が・・・

その頃から徐々に


腰が、いつもより反り始めたのです



アメリカ人に比べると日本人の妊婦さんは

それほど反り腰ではないかなと思いますが

それでもやはり結構見かけます

腰が反り気味の方は、お腹を緊張させる傾向があります。

腸腰筋をはじめ、お腹周り、股関節周りに余計な緊張が出てきやすい。

妻も、その辺りから腹痛を感じることが多くなっていったようでした。

しかし、多くの方がお腹を緊張させているという実感が、実はない。


無意識にお腹を緊張させるクセ

というのが問題なんですね。


そうなってしますと、何かを持ち上げるなどの動作の時、

さらには立つ・座るの動作でさえ

お腹を緊張させすぎてしまいます。

すると腰椎の前弯が強くなりすぎて、腰への負担となってしまいます。

ちょうど太った中年のおじさんのように。

そして、もう一つ妊婦さんに大事なことは

子宮へのストレス。

過度な子宮へのストレスが良くないのは、妊婦さんならお分かりかと思いますが

ストレスによって、子宮が収縮してしまうと切迫早産の可能性も出てくるでしょう。



子宮内圧があがると


お腹に緊張があることによって腹圧が上がります。

腹圧が頻繁にかかると子宮内圧をあげてしまい、子宮が刺激されてしまうのです。

担当医によると

腹筋が緊張しすぎると、大きくなってきた子宮と擦れて

出血しやすくなる、と聞きました。

また、僕の友人には、出産予定の2ヶ月ほど前から、入院。

絶対安静で、特にお腹には力を入れないようにと言われたとも聞きました。



なぜ、アレクサンダーテクニークの身体の使い方が

妊婦さんの助けになるか?


アレクサンダーテクニークの身体の使い方では、

基本的には腹筋は使わなくても大丈夫なんです。

実際には全く腹筋を使わないというわけではなく、

余計な緊張は要らないということです。

僕の師匠のギオラや、他のATの先生は


「Buddha belly 」(仏陀のお腹)


がいいんだと言って、

学校が入っている建物内にあったブッタの像のお腹をさすっていました。


ちょうどこんな感じです。

まーここまでは極端かもしれませんが、お腹は締めてなくていいんです



姿勢を保つために、腹筋を使うのが良いと以前から言われていますが、

機能的に見ると、お腹を締めるのは自然では無い。

試しに、お腹を「ウッ!」と締めてみてください。

そのまま深呼吸や、背骨を曲げ伸ばしをしたり、捻ったりしてみてください。

いかがでしょう?

呼吸がラクでした?

脊柱や骨盤の自然な動きを妨げているように感じませんか?

アスリートや6Packsが欲しければまた話は別ですが、

普通の人が日常生活を送るのにはそんなに腹筋は要らない。

では、どうすれば腹筋への過度な緊張や腰部への負担を減らせるのか?


それは

アレクサンダーテクニークの身体の使い方を身につけるのがいいのですが

大事なポイントとなる点を挙げるならば


①プライマリーコントロール 頭−首−背中をより良い関係にすること










全ての動きにおいて、やはり身体の一箇所ないしいつもの箇所にばかり

負担や緊張があるのは良くない。

全身のコーディネーション(協調性)を改善するためにもまずは

プライマリーコントロールである。

頭−首−背中のより良い関係とは?と聞かれると

正確に文章で伝えるのは今の僕には難しいので

どうしても知りたい方は、レッスンを受けてみてください。

おそらく本を読んだり、聞いただけでは腑に落ちないでしょう。



②腹筋の代わりに背中側を使うこと

背中は、非常に大きな筋肉で覆われ、骨盤から頭部・さらに肩周辺から

腕の付け根までサポートしてます。


表層は広背筋僧帽筋などの非常に大きな筋肉が背中全体を覆っています。

見てわかるように、これらの筋肉の繊維は肩や腕の方に斜め、

ないし横方向に伸びています

背中だけでなく、腕のサポートをするこれらの筋をしっかり使うことで

腰や背中をしっかり支えてくれます。

また、出産後の抱っこをラクにしてくれます。

これだけでも腹筋に比べて、しっかりした支えができそうですね






深層には、脊柱起立筋群という骨盤から頭部までを支える、長い筋肉の束が

無数にあります。

背骨沿いの幾つもの筋繊維の束が骨盤・仙骨部から頭部に伸びています。

これにより、腰・背中・首・そして頭と支えられているのです。


背筋群が正しく使われれることで、腰椎の過度な前弯や子宮への緊張をいうデメリットの

解消だけでなく、呼吸を妨げず、背骨の動きをより自由にしてくれるのです。


お腹側ではなく、背中の大きな筋肉群によって身体をサポートしてもらっている

という意識を持ちましょう



③股関節はじめ下肢の各関節(膝・足首)をしっかり、そして柔らかく使うこと

まず、足に必要のない筋緊張がある場合、それらは腰や腹部の緊張の原因であり

骨盤の動きも制限します。

下肢をマッサージすると、それだけで腰痛が改善んされるのはそのためですし、

今後、出産に向けて柔らかく開いてこないといけない骨盤にはマイナスです。


また、分娩中に上手に〝いきむ〟には足の緊張は不必要のようでした。

(出産の観察(立会い)もしてました)




妻の後日談として

「身体の気をつけ方がわかった」

「腰やお腹をかばって、恐る恐る動くことがなくなったといっていました」



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2018年1月18日木曜日

長友選手「日本人は猫背・・・」 その通りなんだよ〜


「日本帰ってきたけど、              

     猫背で、表情暗い人かなり多いなぁ。

          みんな疲れてるんかな」



その通りなんですよと思った、

イタリア、インテルのサッカー日本代表DF長友佑都選手の数日前のツイート。


一部ネットでは、まー批判もあるようですが

さすが世界の舞台で活躍している選手は分かっている。



「姿勢意識するだけでも、思考が変わり、

  顔の表情変わると思うんやけど。

    俺が時差ぼけでテンション狂ってるだけかな。

      苦笑。みなさんファイト!」




これはアレクサンダーテクニークでの効果と同じです。

レッスンを受けていると身体的な変化が先行し、次いで

感情 や 思考 にまでポジティブな変化が起こるのはよくあることである。

まさに心と身体のつながりですね。

アレクサンダーによって身体と感覚がオープンになっていくのですが、

副産物的に心や思考までオープンにポジティブになってくるんですね。

と思ったら、「上昇志向」なんて本を出していました。さすが長友選手。



さらに興味深いコメント


「自分の職業柄、

  フィジカル、メンタルに繋げてしまうけど、

   これでは身体能力高い人なかなか出てこないな。

    後側の筋肉使えないし、首が短くなる。

     欧州から久しぶりに帰って来ると、

      姿勢の違いにびっくりする」






さすがプロアスリートと思ったのはこの部分


「後側の筋肉使えないし、首が短くなる。」


これは、まさにアレクサンダーが求める一番大事な感覚の一つですね。

こちらに関しては

「FM アレクサンダー その2 すべての”動き”に通じる大きな発見!」


で書きましたので、よろしければ覗いてみてください。


気になるのは、背中とか背筋と言わずに

後側と言っている点。





これは身体の感覚が広くある方の感覚だと思います。

多くの、特に西洋的トレーニングしていると

特定の部位や、それぞれの筋肉に分けて身体を認識する傾向にあるのですが、

後側と広く意識できているのは、おそらくヨガによる

”気づき”

がもたらしてくれたものではないだろうか。

違ったらすいません


人の視覚から入ってくる情報は非常に多く、そして強い刺激です。

そのためか、前側の意識はあるのですが、後側を意識するのは

なかなかイメージできない方は非常に多いですね。

ちなみに後側といえば、

後頭部から首の後ろ、背中、腰、臀部、ハムストリングス、

ふくらはぎ、アキレス腱、カカトまでと非常に広い範囲です。

この後側が、しっかり使えるようになると

姿勢やコーディネーション・バランスがぐっと変わります。

さらに、特に股関節や肩・首周辺の緊張の緩和に役立ちます。

腰や股関節が凝りやすい、首・肩が緊張しやすい方の全体のバランスをみると

それらの部分の緊張が非常に強い割に、

後側の筋力が弱かったり効率良く使えていなく、アンバランスがみられます。





でも、「んっ???」

と思った人はいないですか?

長友選手といえば、最近ではヨガや食事に関しての本を出されていますが

確か最初は

「体幹トレ」

だったはず。

以前のプレーはトレーニングのおかげで

ゴムまりのような動きをするなーと思っていたのですが、

多分ヨガを始めてしばらくしたあたりから

粘りというか、下半身のグラウンディングができたような気がしてなりませんでした。



神楽坂でには「キャットバック」なるお店があります。

猫背改善の専門店だそうです。

皆さんが気にする猫背ですが

それは絶対悪でしょうか?

僕はそうでもないと思っています。

もちろん姿勢を良くしたいという目標があるのなら”悪”かもしれませんが、

肩こりや腰痛の改善であれば、必ずしも必要ではないのではないだろうか。

快適に人生を送るのに、頑張って姿勢を良くしているなら、そっちの方がストレスです。




確かにクリスティアーノ・ロナウドなんかはシュッとしていて姿勢もいいですよね。

日本人でいうと中田選手は特に。

フィギアスケートの羽生選手も特にシュッと延びてるのが際立ってますね。

では、メッシどうでしょう?

ジダンもとても良い姿勢かと言われると、そうでもない気がする。


そーいえば、それに関する記事も書いてました

「W杯サッカー 日本代表の身体の使い方

そうなんです。

姿勢も確かに大事なのですが、他にもコーディネーションや柔軟性で

補えるとこはいっぱいある。

僕が思う、パフォーマンスで大事なのは(種目にもよりますが)

全身のコーディネーションとディレクション(意識の方向)と

それらを、どんな時でも、最高の状態で臨める心の余裕ではないかと思います。





長友選手の記事
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180107-00010014-soccermzw-socc


よかったらこちらも覗いてみてください

以前、ぼくも日本人の姿勢に関して、文化・習慣の点からも考えてみたり

「日本人が一番姿勢が悪い


欧州、そして世界を旅行したそこに住む人の動き、姿勢に関して

比較した

「スペイン人が一番しなやか!!」


で書きました。

実際、ぼくもアメリカや旅行から帰ってくると

日本て、狭く窮屈で圧迫感があるなと感じました。

そんな文化や環境的な要素が多分にあると、まー猫背になってしまうかなと

東京生活に疲れた時に感じることもあるけどね・・・





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2018年1月7日日曜日

2018、あけましておめでとうございます


謹賀新年




本年もどうぞよろしくお願いします


お正月はいかがでしたか?


僕は家族との時間を大切に、親戚の挨拶回りと娘のお披露目という感じでした。

先月末に、カミさんの実家から”やっと”戻ってきたので、娘との時間を

最優先でしたね。

以前は週一度くらいしか会えなかったので、”お父さん”を

印象付けるために、無駄に抱っこしてました😅

現在2ヶ月とちょっと。

最近は「うーーーあーーー」反応してるくれるようになり、可愛くて仕方ありません。

お正月に親戚のほぼ同い年の女の子と比べてみたのですが、

やっぱりウチの子が一番可愛いと思うのは親として当然ですよね???

そんな感情を持ちながら冷静に身体的観察をしてみたのですが、


ウチの子は何だか長い!


まだそんなに多くの子と比べていないですが

この長さは遺伝だけではない!なんて思っています。

それは僕が抱っこしている時には必ず”長くなる”ディレクション(意識)

を送っているからです。

赤ん坊や子供は感覚的に非常に敏感なので、僕のディレクションに反応して

それでスラっと長い!

なんてバカ親の観察をしています。


泣き止む抱っこの仕方や、お風呂の入れ方などいろいろ観察・実験中です。

とまあ、こんな感じの正月でした。

これからは出産前のカミさんの様子や子育てアレクサンダーなども

書ければと思います。


また、昨年末から出産・子育てのためほとんどワークショップをしていませんでしたが

また徐々に再開し

皆さんの健康生活、充実ライフのお役に立てればと思っています。


まずは1月17日(水)「セラピストのための身体の使い方」

詳細はコチラ

ご興味のある方はぜひご連絡ください。

yoshiat77@gmail.com



では、本年も

身体と向き合い

自分と向き合い

自分の裡に秘めた可能性を探る旅を

楽しんでいきましょう!!!