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移転のお知らせ

  突然ですが Studio Appirection 神楽坂は 移転のため 9月末まで営業となりました 約7年程でしたが 多くの方にアレクサンダーテクニークを知って頂き 身体の使い方に興味を持っていただいたことを とても感謝しています。 マッサージや整体など 人に頼らずとも 自分自身で身体を良くすることが できることを伝えたいという気持ちで 始めたアレクサンダーテクニークの 最初のスタジオでした 実際に身体が変わっていくその変化や 毎日が楽になっていく生徒さんを観察することができ 多くの学びがありました 身体はどんどん良くなっていく様子や 姿勢が良くなり 考え方・性格も柔らかくなり 大袈裟に言うと 生き方まで 変わることができる可能性を アレクサンダーテクニークと 通っていただいた生徒さんが 教えてくれました とてもとても感謝しています。 人生がより良くなる 毎日の身体の使い方を これからもお伝えしていくという 強い思いを持ちつつ ひとまず 第一章の神楽坂編は幕となります。 第二章は 移転先からなのですが 行き先はというと アメリカ・カリフォルニア となります ちょっと遠いですよね・・・ アメリカでは 師匠である ギオラ・ピンカス ボブ・ブリトン に学びを請うとともに また広くさまざまな角度から ATの学びとなることに挑戦していき 将来 日本にもっとアレクサンダーテクニークが浸透するよう 助力していきたいと考えています。 挑戦といえば 何かオンラインで発信したいとも考えています ・身体の使い方 ・カリフォルニアの田舎生活 ・アメリカ事情 などなど 引き続き マイペースに 発信していきますので どうぞよろしくお願いします Yoshi Sugiyama

鎖骨の「痛み」で骨盤で座れなくなる

『 鎖骨の痛みのため     【考える人】のような身体に         変わってしまった・・・』 みなさん 急に目の前にボールが飛んできたら どのような反応をしますか? 大抵の方の反応は 「危ないっ」と思い 避けながら 身体を丸めて、固める のではないだろうか これは身体を守るための自然な反応(防衛反応) 痛みがある時も同じ 痛みが強く そして深い場合には 全身での反応になる 身体を動かしたくないほどの痛みならば 身体を丸め 固める まさに悪い姿勢の出来上がりです とはいえ仕方がない 痛いのだから 痛みが引くのをじっと待つしかない 痛みがそれほど長くなければ 悪い姿勢は定着しないのだが 痛みが長ければ長いほど 不自然な姿勢が固定され 丸めて固まったものになる しばらくの間この状態が続いてしまうと 体にとって習慣としての悪い姿勢が残ってしまう 今回 鎖骨骨折の痛みによって 私の身体は 丸く固まってしまった 背中を丸くし 右腕を丸め込み 前屈みに まさに【考える人】のような姿勢をすることで 痛みをやり過ごしていた その後も 痛みが続く限り 伸びやかで柔らかくなんて到底できずいました さらに手術の後遺症で 筋肉・関節が 動かない・伸びない 今だにそんな状態 手術後の酷い痛みを思い出すと 今でも丸くじっとしていたい という気持ちになる それほど カラダと ココロに あの痛みは刻まれてしまった それまでは 背もたれに寄りかからずに 座ることがほとんどだったが 股関節まで硬くなり しっかり骨盤で座れなくなり また背骨も丸くするクセがついてしまった 鎖骨を固定していたプレートの除去手術が終わり 現在半月ほど経ちましたが また切って開いてプレートを外し くっ付けて縫い合わせたところ 皮膚は伸びないし感覚がまた鈍くなり 関節も筋肉も 硬く動きにくい状況に戻ってしまった 元の通りに動けるかと思っていたが 以前のようには動けるようになるのは いつだろう??? 心配になる しかし希望は捨てていない リハビリ&からだの使い方の再教育 リハビリをしっかり行えば 元通りに近い状態までは戻るだろう そして 全体のからだの使い方の再教育も必要だ 悪い癖が残ってしまうと 今後(老後)の健康問題の大きな原因になってしまう この時期のリハビリは非常に大事 実は 若い頃にした捻挫や肉離れの リハビ

鎌倉で 感覚を養う

「 感 覚 を 養 う 」 2024年のワークショップのテーマ アレクサンダーの身体の使い方は 知識だけでは正しくは実践できない 何が正しいのか どの方向がより良いのか 感覚的に 知っておいた方が絶対に良い 普段から実践することが大事な アレクサンダーテクニークでは 自己調整力がカギ そのためには感覚を養う必要がある と私は考えている 鈍ければ 気づけない 操作できない ハンズオンによって的確に より良い動きや状態を 伝えることができるので グループワークでも 積極的に じっくりと ハンズオンで感覚を味わってもらう 生徒さんには 新しい感覚によって 身体がラクになり 動きもスムーズになる その感覚を楽しんでもらい 普段から実践してもらいたい 鎌倉でのワークショップの様子  こちらは4月開催 テーマは「プライマリーコントロール」 特に重要な ・首を自由に ・頭が前に、上に ・背中が長く、広く を触れてもらい 感じてもらい そして 実践してもらいました この写真の時は 3段階の状態を確認してもらってます 1、緊張している首 2、そこまで固めていないが、自由ではない首 3、自由な首 その差は ほんのちょっとです 感覚的にはフワッとするような わずかな感覚です 意識しすぎも またダメ也 私に触れてもらっているのは 意識の違いで身体が変わることを 触れることを通して感じてもらいたい 実際に自分で意識した時 イメージしやすくなり 感覚を養う手助けになる わからない人にはすぐに感じることができないかもしれないが 訓練次第で わかるようにもなり できるようにもなる   とても繊細な感覚ですが うまく使えると ほんのちょっとの感覚と意識で 身体は劇的にラクになる いつもより 深いところで 身体使えるようになってほしい アレクサンダーテクニークは とても感覚的だと 個人的に思っています。 感覚的なので とても表現しにくい ボキャブラリーの乏しい私には 言語化は非常に難しい しかし それを伝えることはできる ハンズオンを通して もしくは 触れてもらい 違いを感じてもらう 次の画像は5月のワークショップ テーマは「足の使い方(股関節・膝・足首)」 これは何をして言えるかというと 膝の方向と感覚を養っています 股関節はただ曲がるだけでなく 開きながら 膝は前・外に『いってしまう』 この『いっ

日帰り手術(鎖骨骨折の場合)

  日 帰 り で で き る 『 鎖 骨 骨 折 の 手 術 』    前回 書きましたが 鎖骨骨折は意外と多い せっかくなので 日帰りでできる鎖骨骨折手術について 鎖骨骨折の方の選択肢の一つとして 参考のしていただければ幸いです 鎖骨骨折における金属プレートを除去する手術 ( 抜釘術) の場合 多くの病院では3日間の入院になるようです それは全身麻酔のためです。 しかし私は部分麻酔で行う 『日帰り手術』を選びました。 日帰り手術を選んだ理由 1、家が心配  2、 病院に長く居たくない   3、料金が安い デメリット 1、手術中の不安 2、激痛 3、手術後の不安 楽しめたこと 1、血圧のコントロール 僕は以前、日帰りの手術をしたことがある まだ大学生だった頃 その時は右手親指の第2関節の側副靭帯を断裂 ただの突き指と思い病院には行かず しばらくすると治ったのだが 大きめのボールなどを握ると 親指の関節が ポコッ とはずれて力が入らなくなってしまう これはおかしいと整形外科に行くと 靭帯断裂で手術が必要となった そして靭帯再建手術をしました 手首を曲げる筋肉の長掌筋腱の一部を 断裂した靭帯として移植しました その際 脇あたりに注射して腕だけの部分麻酔 手術中は 大学病院だったので 学生にレクチャーしながら 体の内側を見られたのでなんか恥ずかしい気持ちでした 手術はサクッと終わり 麻酔が効いていて 「麻痺してる腕って意外と重い」 という記憶が残っています 重だるい腕を三角巾で吊るし バスと電車で帰りました その帰りに貧血で 電車内で倒れそうになったのと 麻酔が切れて激痛だったのを覚えています そんな経験から まあ不安要素はいっぱいですが 同じような感じだろうと日帰り手術を選べたわけです 現在、二人の娘は3歳と6歳 とにかく手がかかる せめて片手でもあったほうが 妻も楽だろう それが 理由1 です また 病院に入院する 一度くらい経験してもいいかなと思っているが 「不味い」と評判の ご飯を何回も食べたくないし あまりじっとしていられないタイプ なんせ腕以外は元気ですから 理由2 そして料金ですが 私の場合は手術代として約20万になりました プラス薬代(痛み止めや抗生物質) あとになってわかったのだが 調べると手術代だけだと通常15万〜20万のようです それに入院費などな

神楽坂、再開しました

 営業再開のお知らせ 鎖骨・肩関節のリハビリも順調に進み ある程度納得のいく 身体の使い方 ができるようになってきたので 神楽坂のスタジオでの アレクサンダーテクニークのレッスンと クラニオセイクラルのセッションを 再開いたしました。 今後の活動日は基本的に 月 15:00〜20:00 水 11:00〜20:00 土 10:00〜20:00 となります。 上記の日でも休みの場合がありますので ご予約の際にご確認ください。 今回の怪我での経験では かなり多くの学びがありました ・肩関節の機能・構造の再確認 ・四十肩、五十肩の治療とリハビリ ・肩関節(肩甲帯)と胸郭・背骨の関係 ・骨折の回復を早めるハンズオン(クラニオ含) 特に肩周りの痛みや問題にさらに幅広く 対応できるようになり 身体の使い方をベースに様々なセルフケアを アドバイスが可能になりました 痛みのない快適な より良い毎日を過ごしたい方は ぜひご連絡ください

鎖骨骨折 処置

  ✴︎閲覧注意✴︎ 鎖骨骨折 (もしこのような画像が苦手な方はすいません) こちらは、私の鎖骨の画像です 見事にポッキリ折れて しかもズレています バイクで転倒し 右肩を打った瞬間「パキッ」と聞こえた結果が これです というわけで 今回は鎖骨骨折の処置とリハビリまでの流れについて 骨折のなかで 鎖骨骨折は 全体の10% と意外と多い 病院に行ったときに肩から三角巾を下げ 腕を吊っている人を そこそこ見かけた みんな鎖骨骨折かと思い 勝手に仲間意識を持ちました 冬は、スノボーやスキーで 鎖骨骨折者が急増とのことです 処置 骨折の状態に因りますが 基本的に 2つ ただ折れている場合 (骨がずれていない) 保存療法 でとにかく安静です もう一つは 手術   鋼線を用いた固定 や 専用のプレートを用いた固定法です 僕の場合はプレート固定になりました 手術の場合 全身麻酔のため 3日の入院になることが基本のようですが 私はなんと 日帰り手術 を選びました 実は入院にちょっとだけワクワクしたのですが 子供もいるし 家を3日も空けられないなと また費用もバカ高くなってしまうので (病院次第かもしれませんが) ただ、日帰り手術をやっている病院は かなり少ないかと思われます そして、術後はかなり痛みがひどく 家で苦しんでいました 強めの痛み止めで 次の日には普通の痛みになりました 痛みに弱い方にはあまりお勧めできませんね リハビリ 鎖骨の場合は術後 4週間は肩より上に上げてはいけない 上げてしまうと、鎖骨にかかるストレスが多いためだ ただ 肩より上に腕を上げなけれ 動かしても良い リハビリはとにかく90度以下で軽く動かしていました 弱いゴム(パジャマのズボンに使うゴムなどをダイソーで購入)で 肩のインナーマッスルのトレーニングなど アレクサンダーのレッスンで 肩関節周辺の構造と腕の使い方のレッスンの際 腕を90度以上あげると鎖骨の動きになることを よくお話ししてることを思い出しながら 僕が先生に言われてた  4週間経つまでやってはいけない事   ・腕を肩より挙げない  ・重いものは持たない  ・骨折した肩を下にして寝ない 早く治したいのでとにかくこの3つに注意しながら過ごしました とはいえ 子育てがあるのであまり安静にはできなかったですね とにかく健康のありがたみがよ〜くわかった

2024、4月24日(水) ワークショップ再開 鎌倉

  ワークショップ再開のお知らせ  i n 鎌倉 4月24日(水)10:00〜12:00 5月29日(水)10:00〜12:00 この度、アレクサンダーテクニークのワークショップを再開することと なりました。 バイク事故のため、2月よりお休をいただいておりましたが 右鎖骨骨折の回復もひとまず順調に進んでおり、動きの改善してきました。 今回は、怪我からの回復というテーマでもお話ができそうです。 ワークショップでは、アレクサンダーテクニーク教師として経験をベースに 鍼灸・マッサージ師、整体での経験を踏まえ 毎日を快適に過ごす身体の使い方をお伝えしています。 今年度からは、さらに自分で自分を良くする身体感覚を養いうことを よりしっかりとお伝えしたいと思っています。 私の経験では、アレクサンダーを頭の中で知識をこねくりまわしても 緊張してしまい場合が多く、体への悪影響になる方を多く見てきました。 体と心をより良い方向に、自ら向けるために必要な身体感覚を身につけ 普段の生活や、音楽・ダンス・スポーツなどのパフォーマンスUPに 役立ててもらいたいと思っています。 興味がある方は是非ご参加ください。 連絡をお待ちしています。 場所  星月会館  長谷駅(江ノ電)より徒歩4分          鎌倉市坂ノ下4-9            御霊神社の奥の2回建ての建物 料金  3,000円(現金のみ) 持ち物 動きやすい服装 厚さ3~5 cm の本(枕にします)      手拭い or タオル 杉山 peasugi@gmail.com 090-6710-7000 テーマ 多少変更がありますが、

一時休業のお知らせ

  一時休業お知らせ まだまだ寒い日もありますが、春を感じられる気候になってきました。 皆様はいかがお過ごしでしょうか。 さて、私ですが、最近バイク事故を起こしてしまいました(涙) その際に鎖骨を骨折してしまい 現在は、復帰に向け治療&リハビリに励んでおります。 運悪く利き腕である右鎖骨骨折のため 安静の難しさと、腕の使用頻度・負担を痛みとともに繊細に感じながら 日々を過ごしております。 普段から、鎖骨の重要性を生徒さんにはお伝えしているつもりですが こんなに重要な部分だったのかと改めて感心しながら 何気ない動きでも鎖骨にズキンッと響き 全身のつながりも再確認中です。 ドクターからは復帰には1ヶ月から2ヶ月と言われており まあリハビリ次第なのかなと考えております。 ただ、ハンズオンにより手を通して 様々な感覚を伝えている以上 しっかり治し かつ、以前のようにより良い動きを取り戻してからの復帰を考えております 皆様にはご理解いただきますようお願い申し上げます。 予定では、3月後半から4月上旬の復帰を見込んでおります。 また状態などは報告したいと思います。 では、皆様、怪我にはお気をつけてお過ごしください。

2024年、今年は『 飛 』らしい・・・

2024年もよろしくお願いします! 年明け早々、悲しい事故や災害があり どんな年になるのかちょっと不安でした そんな不安か的中したのか 本日の 今年最初の合気道の稽古でアクシデント 受身の際に、他の方とぶつかる ちょうど左手を着いた瞬間に上から乗られたような形になり 左肩を痛める その後なんとか動くようになり 無事に家に帰るが 痛みがひどくなってきて ついには腕を上げられなくなりました う〜〜〜〜〜〜腕の上がらない人んも気持ち分かる 辛いね〜 今後肩を痛めた人に優しくなれそう しかし、妻に〝愉気〟をしてもらい 自分でも〝気〟を入れる(ように)触れていたら 今朝はなんとか腕が動かせるようになりました 慢性的な緊張が原因であれば 体のつながりとかを意識して整えていくのですが 事故などの外傷では 痛みのある部位の細胞をとにかく活性化させて 自然治癒力を上げると治りが早い と私は思っています 昔はまず冷やしていたけど 今はとにかく〝触れる〟 写真の『 飛 』は書道ワークショップでの書き初め 久しぶりにちゃんとした筆を握り 多分、学生以来ではないだろうか 2024年をイメージし 思い切り描いてみました なぜ『 飛 』かというと 今年はどんな年になるかな〜〜〜 と、ぼぉ〜〜〜と考えていたら頭に浮かんできた文字 僕は、このような選択の場では 体の中から湧き出る何かを待つようにしています どんな意味かは 今年一年を過ごせば分かるんじゃないかな アレクサンダーのワークショップで月一お邪魔している 鎌倉・長谷駅にある 「 ふたばのゆ書道教師」 こちらの三池先生の非常に滑らかな筆捌き・体捌きと 自由な発想を引き出してくれるワークショップは 非常に楽しい時間で 『 飛 』と書いていたら最後はあんなふうになりました 真ん中は今年の干支の『龍』が昇っていて ハネも上に昇るイメージで かすれた感じをどうしても出したくて しばらくそればかり書いて練習してました(汗) そーいえばカスレ感やハネ感が急に上手くいくようになったなと思うようになったのは 身体全体で書こうと膝立ちで書き始めてから 身体と書が僕の中でつながった瞬間でした まだ 書道での気持ちよく書けた身体感を思い出すだけで ちょっと幸せになる やっぱり今年はいい年になりそうなきがしてきました〜 そう思って2024年も楽しんできたいと思います!