欧米では、音楽学校にはアレクサンダーテクニークの授業が必ず(だいたいかも)ある! そのくらい音楽家には厚い信頼をいただいている。 僕のアレクサンダーの先生、ボブもサンフランシスコの音楽学校でクラスを持っていて、 ちょくちょく見学させてもらっていた。 そんな経験もあり、母校の桐光学園にお願いして、まずこの夏の間だけ生徒さんに 教える機会をいただいた。 と言っても、僕は合唱部のOBでもなく、音楽の経験もない。 バリバリの体育会系で、音楽のセンスなんて全くなし! でも僕は「体の使い方」を知っている。 歌い方には一切触れない。 身体にとって自然な動き。 それだけ。 それでも、彼らには何かしらのヒントを与え、支えてあげることができる! 幸い、合唱部の先生がアレクサンダーにとても興味を持ってくれていた。 なんでも、ウィーンに留学した祭に、先生に勧められていたそうです。 本日は、初回ということ、それにコンクール前ということであまり多くのことを、 極端に教えない方がいいと思い、教えたことは体全体の簡単な機能解剖。 と、アレクサンダーのいくつかのポイントとなるところ。 知ることより、感じることを重視して進めてみた。 全員ではないが、体の変化に”気づき”を感じてくれたのは嬉しかった。 今日はとても良い経験になりました。 そーいえば、面白い質問を受けた。 男子高校生。 拳を握ると、ある指が「パキッ」と鳴る。 「はっ? なんだそれ??」 と思ったが、じっくり観察。 多分人差し指が鳴ってる。指がちょっと捻れていて、無理に握る癖があるみたい。 手のひらを柔らかくして、スポンジのボールを握るように柔らかく ゆっくり握ってみたら? 鳴らなくなった。 次回も変わった体験が出来そうだ・・・ ↓ぽちっとお願いします ↓ポチッとお願いします!
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