今回はちょっと旅ブログ。 SomatoEmotional Release 2(SER 2) のワークショップを取るためにサンフランシスコから 車を10時間走らせ、僕のおばあちゃんカーことRav4(1999年式)が唸りながら いくつも山を抜け、やっとの思いでたどり着いたのがオレゴン州ポートランド。 比較的こじんまりとしたこのポートランドは、実は全米で一番住みたい街に選ばれるほど 住みやすい。環境にも優しく、スローライフに適した街として有名で、なにより とても自由な感じ。タトュー率がかなり高くアーティスティックな人ばかり。 初日にして、僕もこの街の虜になってしまった。 特に気に入ったのが、Mt Hood。 街のどこからでも見えるので、まるで 守り神のようで、安心感を与えてくれえる。 しかし残念ながら、今回の目的はSER2。 4日間のワークショップで余裕がなく、それほど散策する余裕がなかったのが、 本当に残念。 ここで、ちょっとSER(ソマト・エモーショナル・リリース)の説明。 クラニオセイクラル・セラピーの次の段階に位置するSERは、 肉体や精神に残っている過去のトラウマ(事故や怪我、嫌な経験や思い出など)を 身体の組織を通してアプローチし、取り除いていく治療法です。 超微細な脳脊髄の流れ感じ、その変化に合わせて患者との会話を進めていく。 すると、不思議と患者は何か身体の変化を感じたり、過去のイメージ、もしくは それに関係するイメージが自然と浮かんでくる。それは無意識の領域から 意識できる領域に過去のトラウマが浮かび上がったような感覚。 そこで過去のトラウマと向き合い、受け入れることでその過去のトラウマが リリースされる。そんな感じがした。 例えば、僕のパートナーとして一緒にworkした方は、過去の事故による身体の不具合、 手術台に横たわり麻酔された時の嫌な感覚、その時の家族や友人との関係について 心配していたことなどが浮かび上がってきた。そして彼女は、泣いた。 かなり多くの生徒が治療中泣いていた。僕もちょっとウルッときた。 マッサージ中によく感じることがある。コリが身体の奥の方から 引っ張られていて、なかなかほぐれない、そんなコリに出会う。 ...
痛みがない、姿勢が良くなる、スムーズな動きで ストレスフリーな毎日を