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1月 10, 2014の投稿を表示しています

正しい姿勢は、良い動きから

アレクサンダー・テクニークは 『身体の使い方』、『動き』を学ぶもの。 結果として姿勢も良くなるが、 実は、姿勢自体を学ぶものでは無いのです。 という前置きをしておきながら やっぱり気になる『姿勢』。 ここで、逆に質問です。 良い姿勢ってなんでしょう? 皆さん、どのようなイメージをしました? 私は以前、動いていない静止した状態をイメージしていました。 そう、ピシッと固まっている様な。 細かく各パーツをみてみると 次のことが、よく言われている。 ・頭が上から糸で吊るされたように ・顎を引いて ・背筋をピンと伸ばし ・肩は後ろに引いて、下げる ・腰を入れる ・お腹を締めて体幹を安定させる 立位であれば ・お尻を締めて ・膝を伸ばす 芯がしっかりしていて、ピシッとしている姿が思い浮かび上がりますね。 では実際にやってみましょう!? 確かに見た目の姿勢は良くなりますが なんだか窮屈ではないでしょうか。 これでは長い時間、この姿勢を維持するのはつらいでしょう。 それは頑張り過ぎ! 筋肉の緊張が強くなりすぎた証拠です。 無理があるのです。 ぜんぜん心地良くない!! 良い姿勢とは、 もっと自然で柔らかく、疲れにくく、見ている方も心地良くなるような そんなイメージ方がいいと思うんですね。 アレクサンダー・テクニークは 座っていても、立っていても、静止ではなく 『動き』 であると言っています。 座位・立位の姿勢において、一見止まって見えるが、 実は身体の中ではいろいろな『動き』が起こっている。 基本的に筋肉が緊張することで身体はその姿勢を保つことが出来る。 しかしガチガチっと緊張させる必要は無い!凝ってしまうからね。 程よい緊張があれば十分。 硬すぎず、柔らかすぎず。 その程よい各筋肉の緊張が互いに助け合い、引っ張り合って バランスは保たれているのである。 そのバランスの調整は脳と三半規管と、その他身体の器官がバランスを察知し、 神経回路を通して筋肉に指令を無意識に出し、筋肉の緊張が微妙に 調整されているのです。 さらに呼吸もしていれば内蔵も消化・吸収と活動しています。 端から見たらまったく動いていないようでも、身体の中は休ん...