今回は、ちょっと興味深いコメントをいただいたので、それをシェアしたいと思います。
と、記事を書こうとしたら以前レッスンをしたアメリカ人の方からもコメントを
いただいたので、まずそれから紹介します。
I am a student of Noh theater, and originally visited Yoshi with the intention of improving my singing performance. Yoshi’s session allowed me to use my throat and lungs more
efficiently, which helped to strengthen my voice significantly. He also made me aware of certain habits that were preventing me from breathing comfortably, and creating tension in my neck and chest. Thus, aside from my voice, my breathing has also improved
considerably as has my overall posture. As a former dancer, I was a little surprised to
learn that there was so much room for improvement in my own posture. I’m looking
forward to my next session with Yoshi.
Joshua Bewig
ジョシュアは日本人の奥さんと一緒に一時帰国していた際に、レッスンをしました。
とても日本の文化を勉強している彼は、能楽(Noh theater)もやっていて、
特に呼吸と発声のワークを中心にレッスンを進めました。
パフォーマンスでは以前より上手く呼吸と発声がスムーズにいったようで、とても
喜んでもらえました。
今回のレッスンの前に、能楽の動き・身体の使い方をちょっと勉強してみたのですが、
まさにアレクサンダーテクニークの動き!?
驚きとともに、日本人なのに本当に日本を知らないんだな〜とショックを受けました。
それともう一つ(こっちがメイン)
鍼灸師の方にレッスンをしたのですが、やはり身体を知っているだけあって、
感覚が鋭い!
いっろいろな気づきがあったみたいで、新しい感覚を楽しんでもらえました。
会話のようなメールのやり取りの中でのコメントなので、フランクな感じです😆
まず背中に嫌な強張りがなくなり、よく眠れています。
あと、鍼の施術中、頭から動くことや背中を含め体を意識することで、肩の力が
抜け、 今まで相手にプレッシャーをかけていたのに気付きました。
立っているのも楽です。
これらはあとで気づいたのですが、バイクの運転が楽。カーブの時に身体を
倒しやすい。
犬の散歩中、走っても息が切れない。
車の運転中に歌いやすく、リズムが取りやすい。
あと、妻が昨日左仙腸関節から腓骨に痛みがあると言うので、ヨシさんがやった
ように 膝の裏を「開き」、さらに陰陽を応用して右肘周囲を開く意識を
持たせたり、広背筋を意識させるように、それっぽく(笑)動かしてみたところ、
痛みが消えました。
また自分の患者さんで、30年前に心筋梗塞の手術を受け、以来めまい、足のしびれ
を発症、六年前に左膝蓋骨骨折をされた方が、頭がぼーっとすると言うので
(おそらく服用している向精神薬と睡眠薬の副作用)、針治療のあと、膝の裏を開く動き
をまた真似てみたら、その場で大部頭がすっきりしたそうです!
まだ色々試行錯誤で自分の変化を確認しているところですのでまた電話ででも
報告します:-)取り敢えずこんな感じで面白いことになっております!
彼は、陰陽論という理論を元にとても繊細な鍼治療をしている。そのせいか、とても
感覚が鋭かった。でも、このような形で鍼治療とアレクサンダーテクニークを
ミックスしてもらえると思わなかったので、驚きでした。
どーも膝ウラの感覚がとても衝撃的だったみたいなんだよね。
僕もアメリカに行く前は、高齢の方や脳梗塞などの方のリハビリもしていたので、
役に立てて嬉しいです。
その時の経験を少し言わせてもらうと、どんな障害があっても身体を部分で分けて
リハビリなどをするよりも、身体全部で動き、軸とバランスを感じてもらいながらの
方が効果があったことを覚えています。まー、それがきっかけでアレクサンダーを
学ぼうと思ったんだけどね。
他にも「クライアントの声」があるので、こちらをチェックしてみてください。
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