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リオ五輪 陸上100m決勝。ブレない体幹は前と上への伸びと自由な四肢から!


どんなスポーツでも良いとされるフォームは

ブレない体幹、安定した軸

であると言われるが、そのために体幹を鍛えればいいというわけだはナイ!!

必要なのは

筋力+前へ上への意識+自由な四肢だ!!




さて、リオ五輪まであと40日を切り、出場内定者も続々と決まっていますね。

一流選手の身体はいつ見てもしなやかアートだ!!


そんな中、日本最速が決まった100m走決勝を勝手に観察してみました。

普段はあまり見ない陸上競技ですが、アレクサンダーテクニーク的観察をすると

興奮してしまいました!

美動フェチだな〜と実感😅




結果はご存知の通り

1位、ケンブリッジ選手 (10秒16)

2位、山縣選手     (10秒17)

3位 桐生選手     (10秒31)

雨という悪いコンディションの中、集中するのが大変じゃないかと思いながら、

日本新、9秒代とはいかなかったが、とても見ごたえのあるレースだった。




僕個人としては山縣選手を応援してました。

ある番組で特集されてたのがきっかけです。

それ以降100m走の結果が気になって仕方なかった。


僕が山縣選手の特に気になっていた点は安定したフォーム

背中が広く、すべての背筋が首までしっかり立ち上がり、安定した上半身を

作っているのが一目瞭然。

フォームを見比べるのにいい動画を見つけたので、特に4:00からの

真横からの映像をご覧ください。





スタートでリードをした山縣選手の軸と、そして顔のブレがほとんどない!

無駄を削ぎ落とした素晴らしい走りだと心打たれました。

しかし、やはりジャマイカのDNA、黒人のバネには勝てなかった。

惜しかったですね〜〜〜。


陸上経験のない僕が勝手に思うことは、

山縣選手は、後半はもうちょっと動きをダイナミックに解放した方が、伸びたんじゃない

かなと思った。意識が前と上に伸びるようにするともっと体の動きを大きくしていける

からです。なおかつ安定した軸は保てる。

とにかく、スタートから中盤までは本当に素晴らしかった!


そして、ケンブリッジ選手。すんごい体つきですが、ちょっと筋肉のバランスが

気になりました。胸−肩周りと、大腿部の筋肉の割に体幹、特に腰−背中が弱いというか、

繋がっていない。走っている最中の腰周辺のブレが気になりました。
(こちらも動画で確認できます)

でもさすが、短距離王者のいるジャマイカのDNAを受け継いでいるケンブリッジ選手。

後半の伸びは圧巻でした!

体幹のブレが減り、足からのパワーが100%上半身の

推進力として伝われば、9秒代も絶対いける!!


もう一人の代表選手になった、桐生選手。

スタートがちょっとだけ遅れて、期待していたよりもタイムも順位も良い結果が

出せなくて残念でした。

やはり気になったのはスタート。

とてもとても微妙なのですが、下肢に意識が伝わっていないような、上半身と

下肢の繋がりが弱くなっているように見えた。

どういうことかというと、スタートの合図が「パンッ!」と鳴って、他の選手は

スッと前に出るのだが、桐生選手の場合は「パンッ」と鳴ってから、やっと意識が

足に伝わり、ワンテンポ遅れてやっと足が出た。そんな風に見えた。

わずかに下半身が落ちている気がするのはそのせいだと思う。



しかし、しかし、3人とも、もうちょっとで9秒切れるとこまで来ている。

本当に頑張って欲しい!



そして、ついでに女子短距離も見てみたんですけど、

ダントツじゃないですか〜福島選手!?


特にフォームがワンダホ〜〜〜!!

こりゃ〜ダントツになるわ、という走りでした。

ありがとうございますと、「ついで」ですいませんと言いたい!


解説者も「ブレがない」と言っていた8:15から見て欲しい。




本当にブレがなく安定していて、なおかつ腕と脚の動きもスムーズ

他の選手と別の次元で走っているのかと思えるくらい、

そこにだけ静寂があるような安定感だ。

山縣選手のフォームもいいが、福島選手の方がお気に入りになってしまいました。

そして、先ほど言った頭から前に上に行く伸び(意識)です。

スタートから上体が立ち上がる中盤までに、他の選手をスバッと引き離したあの伸び!

頭が、体の他の部分を導くようなあの伸びは

アレクサンダーで必須の感覚「頭が前へ上へ」である。

さらに、腕・脚の動きだが、とてもなめらかで無駄に力が入っていない。

その結果として、腕・脚の動きが体幹の安定感を邪魔していない。

逆にケンブリッジ選手は、腕・脚がちょっとだけ硬さ(緊張)があり、

そのために体幹がちょっとだけブレているのではと思う。



ついつい、興奮してやたらと細かいことまで書いてしまったが、

もし、気になる方がいたらメールで質問くださいね!


身体を極限まで鍛えている選手の身体の使い方はとにかく素晴らしい!

リオ五輪もマニアックに観戦しまっせ〜〜〜!!




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私の最初のATレッスンをしてくれたマット先生の、 ATを習い始めたきっかけを 今でも覚えている。 合気道の師範をされていたお父さんが良いからと 勧めてくれたからだとおっしゃっていた。 合気道や剣道、その他武道をされている生徒さんとのレッスンの中での 武道における身体の使い方と、アレクサンダーテクニークのそれとの共通点が 非常に多くとても気になっていた。 せっかく日本にいるのだから、日本古来から継承されている武道における 身体の使い方を学びたいと徐々に思うようになり 8月より新しい学び「合気道」を始めました。 特に学びたい点は、「強さ」と「丹田」 まず、筋力に頼らない、身体の使い方による「強さ」を学びたい。 武道は対人であり、自分のことだけでなく相手も意識しなければならない。 合気道の場合で言うと、組手でしょうか 相手からの力の方向や、押さえ込む際の体のつながりやバランスなどを 感じながら、型を崩さないよう動く。 それはまさに、自分らしくある。と捉え方ができると思う。 相手に流されず、自分の力を十分発揮する。 この場合の自分らしさは、強さを引き出す最良の状態を保つ体の使い方とでも 言いましょうか。 武道だと型ですが、スポーツや楽器の演奏でいうと基礎練習。 始めて約2ヶ月の私は、基礎練習真っ只中。(週1では足りない・・・) その型の練習がとっても楽しい! 全身のつながり、動きのつながり、バランス、さまざまな要素を考え・感じながらの時間は 自分とじっくり向き合うことができる充実した時間になっています。 師範の動きを見ると、型の重要性がよく分かるので、 今のうちにしっかり体に叩き込んでおきたい。 そしてもう一つは「丹田」。 アレクサンダーではあまり下腹部の感覚にはふれない。 日本人ならほとんどが知っている丹田という下腹部の力は 動きや姿勢で重要視されている。 ただ、ほとんどの人がわかっていない。 正直に言うと、私も正確な感覚は分かっていないので ここでちょっとはっきりさせておきたい、と言う気持ちです。 合気道での気づきがすでにいっぱい。 またアップします!!

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