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Swimming with Alexander Technique


幸か不幸か、家のボイラーが壊れたようでお湯が出なくなってしまった。
家のオーナーは2・3日で直るといってるが、アメリカのいいかげんさがあるし
ちょっと信用できない。しばらくシャワーすら無しなんて考えられないし・・・。
(普段は湯船に浸かるようにしている)

幸か不幸か、最近友達に近所のジムの3日無料お試し券をもらっていた。
そこにはシャワー、そしてジャグジーまである。

幸か不幸か、寒くてサーフィンにいけない代わりに、泳ぎたいな~と思っていた。

というわけで、久しぶりのフィットネス・ジム!!
おそらく、10年ぶりくらい。
実はあのマッチョな雰囲気が好きじゃなくてね。

ただ今回はそう勝手は言ってられないので、Go to Gym!

私、趣味はサーフィン。体育大学卒業。
これだけで泳ぎはもちろん余裕でしょ?なんて思われがちですが
幸か不幸か、ちょっと苦手。
言い訳は、中・高校とプールの授業が無かったのである。
実際にちゃんと習ったことは無い。

サーフィンのおかげで、漕ぐ感覚と筋力はまあまああるものの、
サーフボードがあると無いとじゃまったく別物なんだよね。

いざ泳いでみると。なんだけっこういけるじゃん!とスイスイと平泳ぎ。
水の中はやっぱり気持ち~~~

しかし、いざクロールになるとなぜかすごい疲れる。
なんだこの疲労感は!?
特にバタ足でハムストリングが張ってくる。
あまりやるとツルんじゃないかというくらい。

基本の動きは知ってるつもり。
膝を曲げるのではなく、大腿部から動く。

久しぶりだし今日は軽めと思いながら、実際泳ぐ人から見たら
たいした距離ではないのに、ぐったりでした。

次の日、筋肉痛が出た部分は腕・肩周りと背中と
なんと首(後頭部周辺)。
なんでこんなとこが???

ここ重要
アレクサンダー・テクニークは
特に後頭部・頭と首の関節部分を重要としています。
首を楽にして、頭が自由に動くと体全部のコーディネーションが良くなるからです。

そう、必死に泳ごうと、前に進もうと、大腿部からのバタ足を、などなど
を意識しすぎるあまり、大事なことを忘れていた。

翌日のプールは本当に気持ちのいいものだった。
首を楽にするだけで体全体が滑らかに動き、
まるでイルカのように、無駄の力が入っていなく、体を柔らかくシナルように
スムーズに前に進んでいく。
バタ足も、体幹とつながりはあるが柔らかく、魚の尾ひれが水を掻くように
柔らかく動いているのが感じられた。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれないし、傍から見たら
まだまだシロート泳ぎかもしれないが、
僕の泳ぎに対する身体の感覚は確実に変った!

必死に蹴るわけでも無く、必死に掻くわけでも無く、必死に泳ぐわけでも無いのに、
無駄に力を入れずに泳いでもペースは変らず、しかもラク。
もちろん泳いだ後の疲労感も大してない。むしろ爽快感。
前日の倍を泳いだにもかかわらずだ!

実は、今回の投稿はアレクサンダーについて、みたいなものを書こうと思っていたが
僕にとって、とても新鮮な感覚だったので
これはシェアしたいなと思い、つい予定変更してしまった。


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