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スペイン人が一番しなやか!


前々回は辛口ジャッジで日本を評価してみましたが、では他の国はどうだったのか!?

せっかくなので他の国で気づいた点をお伝えしたい。


身体の使い方ダントツ1位は、スペイン🇪🇸アモ〜レ!!




なんて伸びやかで、しなやかで、スッとしているんだろう。アミ〜ゴ〜アミ〜ガ〜!

見ていて惚れ惚れする!

軸(センター)はしっかりあるけれど、日本人のそれと比較すると非常に柔らかく見え

る。軸(センター)の質なんだけれど、日本人やイギリス人は軸が同じ長さで常に同じ硬

さ、まるで木の棒のようなんだけど、スペインん人はまるでパスタのアルデンテ。芯は残

ってるけど柔らかい。ん?ちょっとイメージが遠いかも。でもそんな柔らかさの中に、軸

があるような感じ。さらに長さも伸縮自在。だから無駄な力が入っていないで手足の

動きもリラックスしていて、自然な動き。

しかも、プリケツ。

おっと、おじさん目線が入ってしまった。ハハハッ(汗)

特に気になったのは、全体的に楽しそう。全体的にとは、身体も、表情動きも、

そして雰囲気出ているオーラなどを含めて楽しそうと言う意味です。

例えて言うなら、子供たちが楽しそうにはしゃいでいるような伸びやかさが、

大人になっても残っているような。

そんな人達に囲まれているもんだから僕も楽しかったんだろうな。

足取りも軽く、弾むように歩く。あまり下を向いていないような。

楽観的とも言うのかもしれないけれどね。

そーいえば、楽観的すぎて景気、悪いみたいだったな。特に南の方は良くないらしい。

グラナダで知り合った現地の方に話を聞いたので本当でしょう。

ただ、不景気でも、陽気なんだよね〜彼ら。

そんなんだから、とにかく人がナイスなんだな!!

それと、レコンキスタ(国土回復運動)によってイスラム教の信仰を退け、自国を守った

経験したからかなのかな、自国への自信や誇りもうかがえたな。アメリカのマーケティン

グ手法によってどこに行っても同じようになっている国が多い中、独自の文化をしっかり

と残しているそのプライドみたいなのもいいよね。

僕の分析だと、そーゆー精神面が身体の軸に繋がってる。

「ブレがない」とも言うのかな。



そんなスペインは、今回の旅で訪れた国の中で、住みたい国NO1!!特にバルセロナ〜。

あ〜〜〜〜また行きたい!すぐいきたい!!


También quiero ir a España!!







続いては訪れた各国の印象をザックリと勝手に書いていく!

(訪問した国順)

イギリス  
 
 身体も動きも硬い。日本人みたいに神経質そう。表情が硬く楽しくなさそう。
 ロンドン女子喫煙率高い&ゴッツイ

ベルギー
 
 どっしり安定感がある感じ。

オランダ 
 
 先進的で自由でオープンな国だからか、のびのび育って身体がデカイ!
 ベルギーのどっしりとした安定感とさらに自由な文化がMIXされて、それによって
 上方向への伸びを獲得したよう。
 マリファナや変なキノコ、売春が合法的に公に行われているのも特徴的。

フランス 
 
 華奢で少し猫背。
 好き嫌いがはっきりしていて、物事をはっきり言うタイプが多いと言われる
 フランス人なのになぜ猫背?とおもったが、風刺新聞シャルリー・エブドに
 代表される皮肉っぽさは実は裏で何かを胸に秘めているのでは?なんて思った。
 
スパイン 
 
 住みたい!

モロッコ 
 
 イスラム教徒inアフリカ。 痩せマッチョ系、ゴムっぽいというか筋っぽい身体。
 食べ物の要素が大きいと思う。ほとんど女性の記憶がない、外にいるのは男ばっか。
 砂漠で頼りになる、ウチに秘めた強いエレルギーを感じる。個人的にエレルギーの
 感じがインド人に似ているが、インド人よりはぜんぜん小さい。

イタリア 
 
 一番美人多し(個人的意見です)。スペインにとても近いしなやかさを持っているが
 彼らの顔立ち、特に鼻のシャープさと同じように動きも雰囲気もスペインより
 ちょっと尖ってる。
 そしてちょっとタカビーぽい。(たぶんミラノだけ)
 太った関西風のおばちゃんが多い。(関西のおばちゃんごめんなさい)。
 と言うのは、運悪く歩いていてぶつかってしまったイタリア人のおばちゃんは
 大きなリアクションで人のせいにしてきた。「あんた何すんの???」
 と言っているように見えた。イタリアは人気の観光地で人が多いってのもあると
 思うが、なぜか一番人にぶつかった国だった。人の流れを読んで、それに乗るように
 歩いているのでほとんど人にぶつかったらなかったが、なぜかよくぶつかり、
 そして人の所為にしてくるイタリアのおばちゃん。つまり、Going my way!なんだと
 僕は強く感じた。
 でも、イタリアも本当にステキな国だった。また行きたい。


ドイツ(番外編)
 
 今回の旅では行っていないが、旅の最中よく会ったので、参加させてみた。
 特にアジアで会うことが多かったので、旅好き・アジア好きのドイツ人限定に
 なります。
 基本的にしっかりした骨格で身体大きめ。でも表情も性格も穏やかな人が多かった。
 イメージ通り親切で気さく。日本人に近いといわれてるのがわかる部分も多かった。
 でも、もっと自由な感じだったな。だって、休みを1−2ヶ月とっても
 帰ってからの仕事は心配してなかったし。

ギリシャ
 
 あまり生粋のギリシャ人と話す機会はなかったので、ほぼ見た目判断すると、
 ごっつい。彫りが深すぎ。中東系ヨーロッパを足して割った感じ。岩のせい?

ブルガリア・ルーマニア
 
 この2カ国はサクッと滞在しただけで全然人間観察していなく、全く人の印象が
 残ってない。ただ、言えることは、顔の輪郭が急に丸みを帯びたこと。それまでに
 行ったヨーロッパの国とは違う人種なのかなと思ったこと。
 景気が良くない東欧のちょっと暗い雰囲気が西・南ヨーロッパと大きく違ったことが
 特に印象的だった。
 
トルコ 
 
 イスラム教なので基本的な外見はモロッコに似てる。
 モロッコの方が痩せていて、トルコはヨーロッパの影響か洗練された感じ。
 特にイスタンブール。
 少し猫背気味だが、胸のあたり(チャクラかな?)は広い人が多かった。それは
 親切な人が多いのと関係がありそう。実際に何人かトルコ人と仲良くなった。
 モスクで礼拝の仕方を教えてもらったのだが、結構長いし、頭をさげる回数が
 思った以上に多くて、アラーの神に従順になっていく気持ちが少し分かってしまった。
 『頭を垂れる』ってことが潜在意識に大きく働きかけるように感じた。
 もし、あれを繰り返していたら、僕もISに行ってしまいそうだな、とさえ思えた。

インド 
 
 とにかく人が発するエネルギーが強い!欲が強くでている感じ。だがあまり悪い意味で
 とらえて欲しくない。それが彼らの文化であり、生活ではないかと思う。
 良く言えば、自分の感情に素直。
 中国人もそうだがあれだけ人がいると、他に気を利かせていると生きていけない。
 とにかくルール無用で、他人に負けないようにエネルギーを発していく必要が
 あるんだと思う。時には人を押しのけてでも。
 彼らはあまり人にぶつかったり、混んでるところで他人を押し合うような状況でも
 気にしていないようだった。慣れていて、ストレスにもならないのかも。
 もし満員電車だったら、前回も書いたが、日本人ならば”自分”(エネルギーでもいい)
 を自分の内に向け人に迷惑をかけないようなするが、インド人の場合、エネルギーは
 外に向けっぱなしで、他人を気にしない。
 もしかしたら、他人を気にする方法自体が違うのかなとさえ今は思った。
 そんな環境にいると、人混みは押してでも通る強さを身につけてしまったので、
 日本の混雑しているところで、たまに人を押しのけてでも通ろうとする衝動に
 かられる時が帰国後、しばらくあった。僕はだいぶ影響を受けたようだ。
 お金持ち以外基本的には痩せ・ガリマッチョ。
 そして、スパイスのマサラの影響はインド人のエネルギッシュさと関係があると思う。
 マサラは刺激が強すぎて日本人のほとんだが腹痛になるいう。僕も4日目にやられた。
 体臭もインド人独特のスパイシーさだあり。
 女性は結構ふくよかで予想外だった。インドの民族衣装サリーからワキ肉を
 よく目撃したのものだ。
 インド人と言えば頭がいい。特に数字。値段交渉などは絶対に勝てない気がした。
 そのため、イラつくこともしばしばあったな〜。でも、不思議。また行きたい!
 

東南アジア編 
 
 主に仏教を信仰していて、日本と同じようにお辞儀をしているにもかかわらず、
 姿勢が良かったり動きが柔らかかったり。日本人としてとても興味深い観察が出来た。

タイ 
 
 さすが微笑みの国。大抵の人は親切でとてもとてもいい人だった。日本に対して
 好感を持ってくれてるのも大きな要素と思うが。
 健康的でしなやか体。心の自由さからくるしなやかさを感じたので、健康的という
 表現は体だけでなく、心の健全さんからもきている。
 笑顔と、そしてダイナミックな動きが印象的だった。
 アメリカ人みたいなジェスチャーの大きさとは違う質のダイナミックさで、
 体を硬めて緊張している部分が非常に少ない気がした。
 不思議に思ったのは、みんなとても謙虚だったことだ。自分に自信がないみたいで、
 その場合、身体は内向きに収縮していく傾向になるのだが、それでも身体の内側にも
 自由さを感じた。それは、文化なのか、それとも宗教によるものなのか???
 また、タイに行ってじっくり観察したい。

ラオス 
 
 穏やかでのんびりしている印象。のどかでストレスが少ない。タイほど大きな笑顔
 ではないが話し方もゆっくりめで親切な人ばかりだった。メコン川の流れと国土の
 多くが山に囲まれていること、そして敬虔な仏教徒が多いからではないかと思う。
 メコン川を2日間かけてスローボートでのんびりと行った世界遺産の
 街ルアンバパーン。そして、首都のビエンチェンとゆっくり滞在したのは2都市のみ。
 十分な観察ができなかったのが残念。
 のんびりと自然に囲まれていたいと思った時にまた行きたい国。

ヴェトナム 
 
 中国の影響が非常に強く、街の様子はタイ・ラオスに比べてガラッと変わった。
 そして表情・動きもガラッと変わる。ちょっと冷たい印象で、笑顔が柔らかくない。
 不親切ではないが距離を感じることが多かった。そしても動きも素早くチャチャッと
 やるし、すこし乱暴な感じは中国っぽい。
 特に身体の印象としては、芯の硬い強さを感じた点。そして、下肢のしなやかさ。
 強さの理由としては、(僕の記憶が正しければ)唯一アメリカを退けた国がベトナム
 だからではないかと思う。そう、精神的な強さがカラダに現れている。
 商店街で『Made In Vietnam』をけっこう見た。
 自国へのプライドがカラダにも宿ってるようだった。
 また、地方へ行くといい人が多く、たいてい値段交渉もせず、都市部より
 けっこう安威値段で済むのだが、一見やさしそうでも、必ずぼったくってこようと
 するあたりは国民性かなと。
 しなやかさの理由。カフェや露店の椅子が低い!おそらく25cmくらいの高さの
 プラスティックの椅子。そのため、ウンコ座りに近い状態でいなければならない。
 つまり、股関節と足首が柔らかくないと辛いのだ。おそらく和式のトイレが
 辛いという人はいないんじゃないかな?
 ヴェトナムに関してちょっとネガティブな感想が多くあったのだが、
 実はラオス−ヴェトナム間のバスが最悪だったからだ。それは人為的なもので、
 そのためヴェトナム人に対する印象が非常に悪い状態から始まってしまったのも
 一つの要因だと、今は冷静に思う。その最悪バスの話もいつか書きたい。
 
カンボジア
 
 カードが使えず、残り少ない現金のみ(トラブル1)で周ったので、サクッとしか
 行けなかった。なので観察もサクッと。
 全体的に丸いイメージ。顔も表情もエネルギーも。けっこういい印象。
 値段交渉もあまり嫌な思いもしなかったし。
 訪れたのは、首都のプノンペンと世界遺産のアンコールワット。
 残念なことに唯一のカメラ(機能)のiPhoneを落として割ってしまい(トラブル2)、
 メインイベントとも言うべきアンコールワットの朝日が撮れず…(涙)
  
ミャンマー 
   
        東南アジアNO1 !!
 今回周った東南アジアの国で一番姿勢がステキだと思った人が多かった国。
 軍事政権が解散し、観光客が容易に行けるようになったのが最近の話。
 なので未だに独自の文化が根強く残っている点と民族衣装である『ロンジー』の
 影響は大きいと思う。一度だけ着用してみた。お寺で半ズボンが許されなかった
 のでレンタルしたのだが、やや硬めの大きな生地を腰に巻くだけ。
 見た目はロングスカート。
 まだ床での生活が主流であり、動きに制限があるロンジーでは座り、いろいろと
 作業するには時はしっかりと股関節−膝−足首を曲げなければいけない。
 ウンコ座りは基本中の基本、という感じがした。
 もう一つの要因は、重いものは頭に乗せて運ぶ習慣。
 これは特に女性に多かったが、そのため、背骨の軸がしっかりあり、良い習慣として
 身体に染み付いているようだった。

(駅での物売りのおばあちゃん、カゴは頭に乗せて運ぶ)

 一番印象的だったのは、ピュアな笑顔だ。
 タイのそれとはちょっと違うが、老若男女みな笑顔で挨拶を返してくれる。
 日本だったら、「何あんた?」的な目で睨み返すかシカトされそうだが、
 そういった疑いが無い。(もちろん旅行関係者は多少気をつけたほうがいい)


 『アレクサンダー、世界を観察する』的な感じで、いろいろな国で観察してみたい。
 次回は中南米に行ってみたいと思っている。
 サルサ・サンバ・タンゴなどのダンスとリズムで育った楽天家の中南米の人は
 絶対にステキな”動き”をしているに違いない。
 そして、外せないのが、超絶身体能力の塊、アフリカの原住民。
 彼らなしでは世界を語れないね。
 次の旅が楽しみだぜ!!



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